第49話

優等生のあの子は2
2,123
2023/04/01 12:31
今回はメンバーの複雑な家族関係(勝手に作った)がありますご了承くださいm(_ _)m

苦手な方は回れ右!



5年前







\ピンポーン/
りうら
はーい!!!あっ!ほとけっち!
-hotoke-
やっほー!来たよ!遊ぼ!
りうら
入って入って!
ほとけ視点

僕といふくんが仲が良かった時、少し前からりうちゃんっていう近所の友達がいた

その子とは小さい頃から朝から晩まで日が暮れるまで遊んでいた

りうちゃんはお母さんやお父さんの仕事が忙しいらしくあまり帰ってこなかったそう

だから僕もあまり顔を見たことがない

でも、お母さんが亡くなっていてお父さんは子供を置いて夜逃げしていただなんてことが何年か経ったあとに耳に入ってきた

だからりうちゃんには僕しかいなかったんじゃないかと思う

いふくんと3人で遊ぶことがあったけどあまり仲が良くなかったみたいで沢山遊ぶことはなかった

仲が良くなかったというか僕だけに優しかった

親がいなかったこともあり人をあまり信じれなかったことがあるのだろうか

5年経ったいまではそう思うことが出来るが小さい頃の僕にはあまり気にならなかった

ある日3人で遊んでいたころ
りうら
俺さ〜ほとけっちのこと好きなんだー!
と、いきなり変なことを言い出した
-hotoke-
えっ!そうなの?!僕も!
小さい頃の会話なんてこんなものだろうすかさず僕も同意の言葉を返した
If
お、おれも、ほとけのことすき、、
小さな声で、しかしたしかに反発するようにいふくんはこう言った
りうら
えぇー?でも、まろはほとけっちといた時間短いでしょー?
小さい子の喧嘩なんてこんなものだ、まぁ男を取り合ってるところは普通では無いが
If
で、でも、、、、
-hotoke-
もー!!!2人とも大好きだよっ?
ギュー
-hotoke-
だからそんなことで喧嘩しないで!ね?遊ぼ?
りうら
うん!遊ぼ!じゃあ缶蹴りね!
If
わかった、
5年後

If視点

ほとけは小さい頃からりうらが好きだったんじゃないかと思う

俺が引っ越してから、ほとけのことは好きだったけど諦めることにした

りうらがいたから、りうらはほとけにだけ優しくて俺には冷たかった、

それをダメだっていうほとけが嬉しかったけどりうらに大好きって言われてるほとけの顔を見ると

(なんだ、、ッ、嘘ついてるじゃないか、ッ、、)

なんて、あほらしい嫉妬を続けてきた

だから引っ越した時にはちょっとほっとした

もうほとけのことで悩まなくていいって、

だけどかえってそれはそんな卑怯なことを思っている俺に屈辱を覚えた
If
えっ、、あれって、、、、
ないこ
ん?どしたのー?もしかして可愛い子でも見つけた??笑
If
いや、ってそんなんじゃねーよばかw
If
ちょっと知ってる奴がいて、
ないこ
ふーん
え、、あれって、、ほとけだよな、

りうらと同じ高校じゃないのか?くっそ、めっちゃ気まずい、、、
-hotoke-
久しぶりだねt
If
久しぶりじゃーな
やばい、、、さすがにあの態度はやばかったよな、
おーい、、ないこどこいった、、、?

先生に資料頼まれてたから手伝ってもらおうと思ったのに、、、
タッタッタッタッ
-hotoke-
ーーーー?、グスッ
あれ、ほとけっ?なんで泣いて、
グイッ
ないこ
ーーー?
ないこ、?!なんでほとけと一緒にいるんだよ、
もしかして泣かせてっ
If
おい、ないこなにしてんだよ
とっさに声が出てしまった
-hotoke-
いふくっ
If
さっさとクラス帰れほとけ
-hotoke-
う、うん、、、
もうほとけに
近づくつもりなんてなかったのに、ッ

これ以上、ッ、俺の心の中に入ってこないでくれ、ッ
今回はいふくんの過去編(?)です!

どうだったでしょうか?1と話を繋げるのが難しかったです、、笑

最後まで見てくれてありがとうございました!

そして、1の方でアンケートに答えてくれた方ありがとうございました!

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