tjm side
フェンファンの様子がおかしい。
tjm 「やっぱり今日も練習きつかった〜!」
xf 「そうだね。」
tjm「あ!そうだ!これから理人と洸人とご飯食べに行くんだよ!あの焼肉丼!」
xf 「いいね。美味しく食べてきてね。」
明らかに機嫌が悪そうなのだ。
ただ、その原因が全く思い当たらない。
何かの記念日かとも思ったが
つい先日半年記念を祝ったばかりだった。
tjm 「元気ない?大丈夫?」
xf「大丈夫。練習疲れちゃっただけだから。」
nsh 「将吾〜!飯行くぞ〜」
xf 「呼ばれてるよ?行っておいで」
tjm 「あ、…うん。また連絡する!」
浮かない表情のフェンファンが引っ掛かりつつも
洸人の声に急かされその場を後にした。
izr 「うっまそ 〜 !!!」
約束通り3人でご飯を食べにきたが
どうしてもフェンファンの浮かない顔が
気になって仕方が無い。
nsh 「たじ大丈夫か?そんな練習疲れたか?」
tjm「疲れたけど〜、大丈夫!これ、本当に美味しいね!」
俺までずっと浮かない顔をしているのは
2人に申し訳なく思いニコニコと笑ってみた
izr 「本当ですか?顔がどよーんとしてますけど」
tjm「そうかな?」
誤魔化しつつ、
久しぶりに3人で他愛もない話をしながら
会計を済まし店を出た
nsh「お、あれフェンファンじゃね?」
洸人が指差した先には
柾哉と楽しそうに焼肉を食べている
フェンファンの姿があった
あれ、今日ご飯食べに行くなんて言ってたっけな
izr「これはMINIが見たらフェンキムだって大騒ぎですね 笑」
2人が楽しそうに話してる最中も
色々なことが頭を巡る
いつもなら誰かとご飯に行く時は教えてくれるのに
練習終わりの時の浮かない表情は
隠し事があったから … ?
考えるよりも先に体が動いた。
電話をしても受け取る様子は無く
メッセージにも既読は付かない
tjm 「俺、用事思い出したわ。先帰る。」
2人を置いて足早に駅へ向かう
合鍵、いつも持ってて良かった












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。