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第17話

〜15〜
36
2024/04/08 11:54
−てると視点−
−テクテク
−ガチャ
ドアを開けるとずっと待っていたであろうあなたがいた。
てるとくん
てるとくん
ごめん。おまたせ、!
こっちから呼び出した癖に待たせてしまっていた。
申し訳ない
(なまえ)
あなた
さっき来たところだから!大丈夫だよ〜
ねぇ。その笑顔も嘘だったの、?
君は僕に気持ちを隠して嘘を付き続けてたの?
てるとくん
てるとくん
そっか。なら良いんだけど…
君はそんな思いを持っていたから僕を必死に止めていたんだな
あれだけ熱心に語っていたんだな
と思い知る。
てるとくん
てるとくん
ところで、さ。
てるとくん
てるとくん
聞きたいんだけど。
(なまえ)
あなた
…ッ
(なまえ)
あなた
うん、!
ほら。どうして、どうして無理するの
君だって辛いだろうに
てるとくん
てるとくん
あなた。なにか病気にかかってる、?
(なまえ)
あなた
ッ…!
「 やっぱりそうだったんだね 」
その言葉を吐こうとした手前
その言葉は引っ込んだ。
___あなたが泣き出したからだ。
君の目から涙がどんどん溢れてくる
(なまえ)
あなた
お願い、お願いだから、嫌わないで、!
(なまえ)
あなた
お願い!離れないで
(なまえ)
あなた
嫌だ、嫌だ、
てるとくん
てるとくん
あ、えと‥
”やばい。”
僕の頭はその言葉で真っ白になった
僕の一言が。僕にとって軽い一言が
君を傷つけてしまった。
今僕には何ができる?
僕は
てるとくん
てるとくん
大丈夫、僕は離れないし嫌わない。
てるとくん
てるとくん
ずっと一緒にいるよ。
てるとくん
てるとくん
ごめん、ごめんね…
そんな小1が言うような言葉しか思いつかなかった。
(なまえ)
あなた
…ほんとだよね、?嘘じゃないよね??
泣きながら君は言う
てるとくん
てるとくん
ほんとだよ。嘘じゃない。
てるとくん
てるとくん
第一君は命の恩人なんだからそんな人を見捨てれるわけがないじゃないか
(なまえ)
あなた
…!
(なまえ)
あなた
そっか、そうだよね、
(なまえ)
あなた
私こんなことで混乱しちゃって馬鹿みたい、w
よかった。
語彙力0の僕の言葉でも思いは伝わったみたいだ。
(なまえ)
あなた
ごめんね。
てるとくん
てるとくん
いや、こちらこそデリカシーのないことを聞いてごめんね。
…あたりに沈黙が走る。
次に口を開いたのはあなたの方だった。
(なまえ)
あなた
じゃあ私も質問いい?
てるとくん
てるとくん
うん
何についてだろうか。
なにか心当たりがあるとしたら…
(なまえ)
あなた
てるとくんはあの病院とどんな関係なの?
やっぱりそうだよな
そりゃ気になるだろう
てるとくん
てるとくん
僕は‥
てるとくん
てるとくん
あそこの医師がお母さんなんだ
てるとくん
てるとくん
だから下校後あの病院に帰ることもしばしばある
(なまえ)
あなた
…そうだったんだ
(なまえ)
あなた
確かに言われてみれば顔似てるかも…、w
「 やっぱりそうだよね 」
とでも言いたげな顔でそう話す
(なまえ)
あなた
私。てるとくんと出会うためにこの病気にかかったなら
(なまえ)
あなた
許せちゃうかも、w
(なまえ)
あなた
いや、許せはしないけどね?w
(なまえ)
あなた
だってせっかくの命あと1年で終わっちゃうんだもん…、w
てるとくん
てるとくん
ッ!?
え、一年…、?
嘘だ、
なんで。
(なまえ)
あなた
あれ、そういや言ってなかったかw
(なまえ)
あなた
後大体一年でタヒんじゃうんだよ私
(なまえ)
あなた
悲しいなー
てるとくん
てるとくん
…。
そうやって言う君の目は生きることをもう諦めた目をしていた
てるとくん
てるとくん
治る可能性は?
(なまえ)
あなた
…ほぼ0に近い
そんな
酷いよ。
てるとくん
てるとくん
そ、っか。
てるとくん
てるとくん
(なまえ)
あなた
−キーンコーンカーンコーン
沈黙を遮るように最終下校時刻を知らせるチャイムが鳴る
(なまえ)
あなた
…さて、帰ろっか!
てるとくん
てるとくん
…うん。
僕らの気持ちとは裏腹に空には綺麗な星が輝いていた___。
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