第3話

No.3
2,962
2019/02/27 09:37
理沙side
絶対にアイツ何か知ってる…
どうしてあんなことになったのか…
それを知りたい。
でも、みんなが居るし聞きづらい…
すると…
陣さん
陣さん
みんなさ、理沙さんに連絡先教えてあげて?
理沙
えっ!?
陣さん
陣さん
そしたら、なんかあった時いつでも連絡出来るでしょ?
理沙
はい…
ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ
そして、みんなの連絡先を教えてもらった。
もちろんあの人のも…
そうか、この手があった!
陣さんに感謝しなくちゃ笑
私は早速、みんなの分を連絡先に登録した。
みんなは寮で暮してて、私は流石に入りたくないので一人暮らし。
家に帰って、あの人にメールしてみた。
理沙
✉ あの、今大丈夫ですか?
とメールを打った。
すると、20分後に返信がきた。
その内容は?
川村壱馬
川村壱馬
✉ 何?
そのたったの一言。
メールでは冷たいんだと思った。
そしたら、まだ先になんか書かれていてスクロールした。
川村壱馬
川村壱馬
何?














聞いてくるってことは
俺に興味あるの?笑
理沙
はぁっ?
私がそう思ったのが馬鹿だった。
この人は、こういう人だった…
勝手にメールでは冷たい人とか言って…
理沙
はぁ…
何故かため息が出た。
私は直ぐにメールを返した。
理沙
✉ そんな訳ないじゃないですか!
私は聞きたかったことがあって、別に貴方に興味はありません!
と、打ち返した。
すると、直ぐに返信が帰ってきた。
川村壱馬
川村壱馬
✉ そうなんだ笑
てっきり俺に興味あるのかとw
理沙
そう思ってるのお前だけだ!
と言い返したくなる。
でも止めた。
すると、また返信が来た。
川村壱馬
川村壱馬
✉聞きたいことって?笑
理沙
分かってるくせに…
と、また余計なことを…
私はまた返信した。
理沙
✉ 今日の出来事の件です。
と、また返信が直ぐに帰ってきた。
川村壱馬
川村壱馬
✉ あぁ…笑
そのたった一言で、私の何かが切れた。
あぁ…って何?
私はまた返した。
理沙
✉あの、私を怒らせたいんですか?
と、返信が直ぐに来た。
川村壱馬
川村壱馬
✉なにか怒らせたんならごめん…笑
からかうのやめる笑
理沙
やっぱりからかってたんじゃん!
そう思って、メールを返した。
理沙
✉あの!
人がせっかく真面目に話してるのに、からかうの止めてくれませんか?
と、また…
川村壱馬
川村壱馬
✉これ、真面目な話だったの?笑
ごめん、ごめん…笑
理沙
はぁっ?
何コイツ…!
私はイラついてメールを返す気にもなれず
無視した。
夜になってもどんどんあの人からメールが来る。
私はそのメールの全部を無視して、風呂に入って寝た。
結局、聞けなかったまま。
それが1番いいと思った。
それは、聞く相手が最初っから間違ってたから。
もう、絶対に聞かない。
私はこの時そう思った。

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