第26話

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662
2019/01/26 03:41
退院してから1週間後











「ぐくッ!見て!!これ……私のやりたいことリスト!!」









「作ったんだッ!!」










ぐくは今日お休みの日












『ん?見して。』













グクがあなたの近くに行こうとしたら
















「ゴホッゴホッ。う"っ!」


あなたは手で口を抑えながら血を吐いた






















『あなた!?』

急いで駆け寄る。

















「ん?大丈夫だよ……!!(ニコッ)」












『……大丈夫じゃないでしょ。どうみたって大丈夫じゃ……ないでしょ。』










🐰(見てるだけで、何も出来ない自分が憎い。変わってやりたい。)











「ゴホッゴホッ……」



血があなたの口から沢山出る









ポタポタと床を赤に染めていく









グクが救急車を呼ぼうと電話をとったら











「ぐく、救急車は呼ばないで!!お願い……。」












『え……。でも……』












「救急車呼んだら……最期までずっと病院にいることになる。それは、やだ。」










「リスト書いた意味なくなるもん。
しかも、薬飲んでるから私…平気だもん。」











『分かった。辛かったら言えよ?』











「ありがと」








『とりあえず、あなたは洗面所で手と顔洗ったらベッドで寝てな。片付けとくから。』










「ほんと、ごめん。迷惑ばっかかけて」











『迷惑じゃないから。大丈夫だよ😊』


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ふと、ぐくはさっきもらった紙をみた


ーーーーーーーーー死ぬまでにしたい事ーーーーーーーーーー


・ディズニー行く(お揃いの服来て)


・水族館に行く


・とにかく一緒に出かける!!


・シウを抱っこする。


・3人で旅行する


・毎日シウを見に行く



とか、いろいろ!
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🐰(なんだろ。泣けてくる。)









『あなたが望んでいることなら何でもするよ。』










「そうなの?」









『当たり前だろ。てか、寝てなかったのか?』











「寝るのが……怖いの。」











「今日死ぬんじゃないかって。寝てる間に死ぬんじゃないかって。」












『大丈夫ついててやるから。』











「うん。」












2人で抱き合って寝ましたとさ。









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