第23話

#.23(薫×心路)
68
2025/11/25 02:00 更新
らいりさん(特別登場)
らいりさん(特別登場)
前の話で薫×心路を増やすかのアンケート取ったんですけど、結果がどうであろうと、俺が事前に決めておいた、この話の展開から変えるつもりはありません!
らいりさん(特別登場)
らいりさん(特別登場)
今回も薫×心路ですよ〜
お兄ちゃんは私に縋りついた。
朝4時半起き。私はものすごく不機嫌だった。
氷川心路
氷川心路
頼むから行かないでくれ、三日も夏愛がいないなんて耐えられない
氷川夏愛
氷川夏愛
もう、今更そんなに言われても無理
お兄ちゃんには先輩がいるでしょ?
氷川心路
氷川心路
なんで薫が出てくるんだよ!
俺には夏愛が必要なんだ…頼むからそのスーツケースに俺を入れてくれないk
氷川夏愛
氷川夏愛
入るわけないでしょ、身長何センチなの〜?
それに、成人男性なんて重いに決まってるでしょ、私、陸上部だけどお兄ちゃんは抱っこできないし、そもそも持ち運べないよ
氷川心路
氷川心路
じゃあもうこのままついていく!
氷川夏愛
氷川夏愛
何言ってんの、私の高校に在学もしてないお兄ちゃんが行ったら、友達みんなパニックだよ…
突然、インターホンが鳴った。
氷川夏愛
氷川夏愛
こんな朝早くに誰でs
杉山薫
杉山薫
夏愛!!
氷川夏愛
氷川夏愛
わあっ!
氷川心路
氷川心路
薫…
杉山薫
杉山薫
頼むから行かないでくれ…、俺たちの酸素なんだよ…
氷川心路
氷川心路
そうだ、夏愛は酸素だ
薫、わかってくれてありがとう
杉山薫
杉山薫
当然だろ!とにかく、行かないでくれ
外は危険がいっぱいなんだ!
氷川夏愛
氷川夏愛
あなた去年同じところ行きましたよね?
杉山薫
杉山薫
そ、そうだけど!修学旅行から帰った後に、不吉なことがたくさん起こったんだ!
氷川夏愛
氷川夏愛
ふーん、たとえば?
杉山薫
杉山薫
っ…
氷川夏愛
氷川夏愛
ないじゃん…
氷川夏愛
氷川夏愛
もう行くね
-薫視点-  ←なんだかんだ一番書きやすい
杉山薫
杉山薫
行っちゃった…
氷川心路
氷川心路
お前、一年前に修学旅行行った後に、本当に不吉なこと起こったのかよ
俺たちはリビングのソファに座り、夏愛がいない朝を実感する。
杉山薫
杉山薫
全く
氷川心路
氷川心路
はぁ…
氷川心路
氷川心路
自身が体感する1番長い三日間になりそうだ…
杉山薫
杉山薫
俺も学校行くモチベ出ない…
杉山薫
杉山薫
ズル休みするか…
氷川心路
氷川心路
学校行けよ
杉山薫
杉山薫
無理、せっかく隣に心路がいるんだから、楽しみたいし
氷川心路
氷川心路
どういう楽しみなんだよ…
杉山薫
杉山薫
はぁ、それにしても夏愛は全部お見通しだったんだな
氷川心路
氷川心路
なにが?
杉山薫
杉山薫
だって、「心路と二人で出かけた次の日は、俺が夏愛を好きに使ってもいい日にする」って、二人で決めたんだ。
杉山薫
杉山薫
で、夏愛が俺たちを会わせる日をあえて昨日にした、その理由は、次の日が修学旅行で、自分がいないから…
氷川心路
氷川心路
はぁ…ほんと、薫ってバカだな…
杉山薫
杉山薫
おやおや、ご主人様にそんなこと言ってもいいのかな?
氷川心路
氷川心路
は?いつからお前ご俺のご主人様なんだよ
昨日から、堕とす人間が夏愛だけじゃ足りない気がしていた。
心路も夏愛も、俺に依存させて、俺なしじゃ生きていけないようにしたい。
杉山薫
杉山薫
心路のこと、もうどこにも行かせたくない
氷川心路
氷川心路
…
氷川心路
氷川心路
は?
氷川心路
氷川心路
それってどういう…
杉山薫
杉山薫
心路が照れた顔も、苦しんでる顔も、怯えてる顔も、俺に見せる全部の顔を知りたい
杉山薫
杉山薫
どうやら心路を見ると、虐めたくなってしまうようだ
氷川心路
氷川心路
つまり、もともとは俺に興味はなかったけど、徐々に湧いてきたってこと…?
杉山薫
杉山薫
理解が早くて助かるよ
俺は心路の頬に軽く手を添えた。
心路は頬に添えられた手に、そっと自分の体重を預けた。
氷川心路
氷川心路
薫の前では甘えた俺でいいの…?
杉山薫
杉山薫
もちろん
心路は俺の手に体重を預けながら、ぼんやりとした瞳で俺を見つめる。
まさに、見たことのない心路だった。
氷川心路
氷川心路
だいすき…
杉山薫
杉山薫
っ…
はい、堕ちた。
杉山薫
杉山薫
俺も大好きだよ
氷川心路
氷川心路
薫…
杉山薫
杉山薫
ん?
‐夏愛視点‐
お兄ちゃんと先輩は、今頃何をしているだろうか…
私は今、新幹線で移動中。朝が早かったため、隣にいる友達は爆睡だ。
そのとき、電話が鳴った。
氷川夏愛
氷川夏愛
お兄ちゃん…?
氷川夏愛
氷川夏愛
はぁ…もう…
私は席から立ち上がり、通話していい部屋に移動する。
氷川夏愛
氷川夏愛
もしもし?
氷川心路
氷川心路
っ…夏愛…?
氷川夏愛
氷川夏愛
え、お兄ちゃん?どうしたの?
なんか息苦しそうだけど…
氷川心路
氷川心路
ん…?ううん…だいじょうぶ…
氷川夏愛
氷川夏愛
え、怖いからやめて
杉山薫
杉山薫
やっほー…夏愛…
途端に先輩の声がした。
(もちろん、スマホから)
杉山薫
杉山薫
ほんと…はぁ…
氷川夏愛
氷川夏愛
え、先輩!?なんで2人とも息苦しそうなんです…?
氷川夏愛
氷川夏愛
大丈夫ですか?酸素あります??
本当に私って酸素なんですか?
杉山薫
杉山薫
いや…酸素はちゃんとある…
杉山薫
杉山薫
でも、君のお兄さんって本当に甘えん坊だね…
氷川心路
氷川心路
ちょ…言わ…///
氷川心路
氷川心路
言わないって約束だろ…///
杉山薫
杉山薫
はいはい、約束
氷川夏愛
氷川夏愛
へ…?
杉山薫
杉山薫
それでさ…
氷川心路
氷川心路
薫…///
杉山薫
杉山薫
ふふ、もう言わないほうがいい?
氷川心路
氷川心路
…やだぁ…///
氷川夏愛
氷川夏愛
…?!
お兄ちゃんが今…「やだぁ」って言った????
え?そんなに甘える人だっけ?
杉山薫
杉山薫
ほんとにさぁ、俺が「もうやめよう」って言っても、「まだ」って言うんだよ
氷川心路
氷川心路
薫っ…!
杉山薫
杉山薫
酸素くらい吸わせろっての
氷川心路
氷川心路
もう…///
杉山薫
杉山薫
俺が苦しいって思ったくらいだぜ?
だからこいつ、結構甘えてきたんだよ
氷川夏愛
氷川夏愛
えっと…2人…まさかキスしました…?
氷川心路
氷川心路
っ…!
氷川心路
氷川心路
してない…!してないっ!
氷川心路
氷川心路
してないのっ!ほんとに…///
杉山薫
杉山薫
はいはい心路は黙って
で、俺が電話かけた理由はね、いつか夏愛とも、呼吸を忘れるくらいキスがしたいって話
氷川夏愛
氷川夏愛
はぁ…?
杉山薫
杉山薫
まぁ、今はできないけど、帰ってきたらたくさん可愛がってやるから
杉山薫
杉山薫
今俺が心路と一緒にいるのは、堕としたい人が増えたから
杉山薫
杉山薫
最初は夏愛だけを堕としてやろうって思ったけど、心路も心路で、可愛いところいっぱいあるし
杉山薫
杉山薫
ほんと、君たちそっくりだね
杉山薫
杉山薫
心路は俺の前ではもう素直だけど、夏愛はまだ俺のこと警戒してるよね

杉山薫
杉山薫
早く俺の言うとおりになれよ、夏愛
氷川夏愛
氷川夏愛
っ…!
杉山薫
杉山薫
じゃあ、そっちはそっちで楽しんで
杉山薫
杉山薫
こっちも楽しむから
その声が聞こえた途端、電話が切れた。
氷川夏愛
氷川夏愛
…
氷川夏愛
氷川夏愛
お兄ちゃんってゲイだったの…?
氷川夏愛
氷川夏愛
いやでも私のことすっごい可愛い可愛いって言ってたよね?
氷川夏愛
氷川夏愛
あれ、先輩もだよね
氷川夏愛
氷川夏愛
あ、でも先輩は堕としたい人が増えたって言ってたな
氷川夏愛
氷川夏愛
そういうことか
氷川夏愛
氷川夏愛
違う
氷川夏愛
氷川夏愛
え、先輩の「酸素くらい吸わせろっての」っていうのは…
息ができなくなるくらいお兄ちゃんとキスをしたってことだよね
氷川夏愛
氷川夏愛
でも先輩は「もうやめよう」って言ってたんだよね
氷川夏愛
氷川夏愛
でもお兄ちゃんは「まだ」って言ってたんだよね
氷川夏愛
氷川夏愛
え?
氷川夏愛
氷川夏愛
お兄ちゃんめっちゃ甘えん坊じゃん…
以上、夏愛の理解力テストでした

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