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第6話

序章 事の始まり 第5話 指導開始
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2024/01/25 03:00
伊右衛松 茶乃
退院だ〜!
レイマリ・サタンバンケット
うわあああ!!おめでとうございますうぅぅ!!!!
和洋 茶子
良かったあああ!!
レイマリ・サタンバンケット
酷いですよイエモンさん!
私と茶子さんでお見舞いに行くとイエモンさん寝てたりリハビリだったりで
全然話せなかったんですよ!?
和洋 茶子
そうだそうだ〜!
伊右衛松 茶乃
子供かよ。てかそれ俺のせい?
和洋 菓子
大丈夫。イエモンさんのせいでは無い。
和洋 茶子
いーやイエモンさんが悪いです!
伊右衛松 茶乃
なぜや。
レイマリ・サタンバンケット
よぉし!退院記念にどっかパーッと遊びに行こ〜!
和洋 茶子
いえええい!
伊右衛松 茶乃
やけにハイテンションだな。
和洋 菓子
相当嬉しかったんでしょ。特にレイマリさんは考えによっては
自分の代わりに怪我をさせてしまっているから…
和洋 菓子
茶子はただそれに便乗しているだけだと思うけど。
ふぅん と思いながらふとレイマリを見る。すると、レイマリの肩に何かが乗っているのが見えた。

それの正体は…
伊右衛松 茶乃
あ、悪魔ぁ!?
和洋 茶子
なになになに悪魔!?何処どこ!?
伊右衛松 茶乃
あっいや...なんでもない。
和洋 菓子
大丈夫?無理しないでね?
伊右衛松 茶乃
ただの見間違いだ。ありがとう。
和洋 茶子
なーんだ...
周りに人が大勢いる為、反射的に否定してしまったが、レイマリの肩に確実に悪魔のような生き物が乗っていた。
その生き物は、俺が悪魔なんて叫んだ為、慌ててレイマリの後ろに隠れたようだ。
しかしこのままレイマリの後ろを見ようとした、3人に怪しまれるし、悪魔の方も俺が〝視える〟ということを確信してしまう。
当の悪魔はレイマリにくっついたまま動かないし、今でなくても視ることは出来るだろう。
めめんともり
こんにちは〜
退院おめです。
伊右衛松 茶乃
今話しかけてくんな。
めめんともり
はーい。
明日から訓練開始なんで把握よろしく。
伊右衛松 茶乃
了解。
そして俺は、約1ヶ月半ぶりに、レイマリ,茶子,菓子と水族館やデパートなどを周りなが、一日を堪能した。
めめんともり
おっきろー!
伊右衛松 茶乃
うわああああ!?
伊右衛松 茶乃
...って、まためめさんお前か!
めめんともり
ちゃんとお前って言ってるのバレてますからね?
伊右衛松 茶乃
はいはい。んで何の用だよ。今日は日曜日なんだからゆっくりさせろ。
めめんともり
なーに言ってるんですか!今日は私の指導の日でしょ!
伊右衛松 茶乃
あ。
忘れていた。確かに昨日そんなことを言われたような気もする。
ちゃんと人(妖怪?)の話は聞くべきだな。
伊右衛松 茶乃
もしやここ俺の家でやるのか?
めめんともり
んなわけないじゃないですか〜
ちゃんと私のテリトリーでやります!
伊右衛松 茶乃
良かった...
俺は今一人暮らしだ。何故なら、両親は海外へ転勤のついでに移住してしまったから。
その為、3人で暮らしていた家を俺一人が使っている。
元々めんどくさい家の掃除が更に面倒くさくなるのは御免だ。
伊右衛松 茶乃
で、どうやってあの墓地まで行くんだ?
めめんともり
ちょっとこちらへ。
そう言いながら、めめさんが俺を俺の部屋へ案内する。(ここは俺の家なんだが とツッコミそうになったが辞めた)
めめんともり
ジャジャーン!
そう言いながら俺の部屋の奥を見せてきた。
...本来ただの白い壁のはずのところになんでドアがあるんだよ。
伊右衛松 茶乃
まさか.....
勝手に俺の家を改造したのか?
めめんともり
ご名答!ここの扉の奥は本来ただの白い壁なのですが!ドアを開けると私の墓地に繋がるゲートがございます!いやーこれを完成させるまでどんなに大変だったか…イエモンさんが入院中に私の時間を削ってまで完成させたんです!
めめさんは、凄いでしょ!と言いながらふんぞり返ったあと、褒めてくれと言わんばかりの目で俺を見る。
伊右衛松 茶乃
あのなぁ…………
伊右衛松 茶乃
こういうのは人の家に勝手に作るもんじゃねぇんだよ!
せめて許可貰ってからにしろ!
めめんともり
ンギャッ!?
めめんともり
すみません...良かれと思って...
...まった。もしやこれは...
伊右衛松 茶乃
クソ便利やん!?
めめんともり
...は?
伊右衛松 茶乃
待ってこれ意外と便利じゃん 何かあったらここ潜るだけで報告できるんだろ?いやマジ神感謝しかねぇわ。
めめんともり
やったー褒められたー...?
伊右衛松 茶乃
でもこれからは許可貰ってからにしてくれ本当に。
めめんともり
はーい!
めめんともり
そんじゃ早速行きましょ〜
伊右衛松 茶乃
おー
あ、後でこの扉の鍵を作っておかないとな…
めめんともり
はいここです。
めめんともり
細かい説明はあとにしますよ!
伊右衛松 茶乃
ほいほい。
めめんともり
んじゃまず防御魔法!
めめんともり
魔法とかはもう慣れですこれ多分。
伊右衛松 茶乃
はぁ??
めめんともり
えっと、なんか、こう...
キュイイインって感じ。
伊右衛松 茶乃
What's??
めめんともり
頭で念じながら、、ね?
伊右衛松 茶乃
いやわかんねぇよ。
めめんともり
とりあえずやってみて下さい!
伊右衛松 茶乃
はぁ...
どんな感じにやりゃあいいんだ?


いでよっ!防御魔法っ!

みたいな感じか?
伊右衛松 茶乃
〜〜〜っダメだ、、、全然感覚ねぇわ。
めめんともり
う〜ん...正直私も誰かに教えたことないからわかんないんですよね…
伊右衛松 茶乃
あ、めめさんってそれ誰かに教わったりしたのか?
めめんともり
えっと…母親が  頭の中で出したい魔法のイメージを作って想像するとできる  と言っていたのでそれでやってましたね。
伊右衛松 茶乃
いやだったら俺に教えるべきはそれやん。
めめんともり
あ〜....... 確かに!?
大丈夫かコイツ.....    でも確かに教師向きでは無さそうだ。こりゃ早々に教えるのが上手な仲間を獲得しないとな…
伊右衛松 茶乃
よし、じゃあ早速.....
防御魔法..... イメージ的にはゲームのシールドみたいな感じだよな…あの水色透明のキラキラ感のあるやつ。
伊右衛松 茶乃
えいっ!
.....お?
めめんともり
おお〜!
めめんともり
そうそう!それです!慣れたら想像しなくても出せるようになるので頑張ってください。
あ、あと防御魔法は攻撃を防ぐというよりかは衝撃から自身を守る的な感じなので、
普通に転んで怪我をしそうになった時なども使えますよ。
伊右衛松 茶乃
便利だな…っおお…?
急に頭がクラクラしてきた。原因はよく分からないが、偶然ではないだろう。
足がもつれ、倒れてしまった。
めめんともり
うわあっ!大丈夫ですか?
伊右衛松 茶乃
いてて...
めめんともり
まず、イエモンさんが今ふらついたのはシールドを創り、霊力が減ったからです。
伊右衛松 茶乃
霊力?
めめんともり
簡単に言えば、ゲームのMPみたいなものです。
めめんともり
霊力は特訓する事で増やすことが出来ます。
霊力消費は使うものや性能により異なります。
霊力はイエモンさんの初めの霊力が1だとすると、10分で2回復します。
伊右衛松 茶乃
それじゃあ1万の霊力を一気に使ったら全回復まで5万分かかるって事か?
めめんともり
そう!遅いんですよ!そこで回復魔法です!
回復魔法には大きく分けて3つあります。
1つ目は自身の霊力を回復する魔法。
2つ目は自身が受けた傷を癒す魔法。
3つ目は自身が受けたデバフを軽減,解除をする魔法。
めめんともり
デバフっていうのは、燃焼やショート,開花などの反応(これは後で詳しく説明します)。もしくは攻撃力低下や防御力低下などの妨害の事を言います。
めめんともり
あと、単純に回復速度や一度に回復する量を上げたい場合はこれまた特訓ですね。
伊右衛松 茶乃
なるほど。
めめんともり
んじゃ、1つ目と2つ目は遅くとも今日中に覚えましょう。
伊右衛松 茶乃
ん?いやちょいと待った。そういう系のやつって想像できなくね?
めめんともり
そう。そこが問題なんです。
伊右衛松 茶乃
じゃあ無理じゃん。
めめんともり
ということで指導者が見つかるまで私の傍から出来るだけ離れないでください。
伊右衛松 茶乃
はぁ...
めめんともり
こんなもんです。それじゃ解散!
伊右衛松 茶乃
はーい
みゅらぅ
みゅらぅ
なんかだんだん下手になってきてない?
ゆぅら
ゆぅら
ガンバリマス
天月青
天月青
あと👀200,♡6,☆5 有難うございます!
ちょこくっきー
ちょこくっきー
これからも(ゆぅらが)頑張るね!
ゆぅら
ゆぅら
そこはみんなで頑張ろうや
みゅらぅ
みゅらぅ
それじゃあ
裏4人組
おつめめ!

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