番外編の続きに戻ります!
最後にアンケートもあるので
良かったらお願いします🙇♀️
家に着いたのは、思っていたより早かった。
鍵を開ける音を立てないように、そっと中に入る。
靴を脱いで、一直線に寝室へ向かう。
ドアを少しだけ開けて、中を覗くと
ベッドの上で、あなたは眠っていた。
少し赤い頬。
汗で額に張り付いた前髪。
いつもより呼吸が浅くて、でも規則正しい。
ちゃんと寝てる。
それだけで、少し安心した。
額に手を当てると、やっぱり熱い。
眉をひそめながら、静かに部屋を出る。
冷蔵庫から冷えピタを取り出し
あなたを起こさないように、そっと額に貼る。
結婚式まで、あと1週間。
準備だって山ほどあるのに
こんなときに無理させてたのかもしれない。
小さく呟いて、寝室をあとにした。
そのままキッチンへ向かい、お粥を作る。
火を弱めて、何度も鍋の中を覗く。
焦げないように、吹きこぼれないように。
こんなに慎重に料理するの、いつぶりだろう。
出来上がった頃、もう一度寝室へ戻って
あなたの様子を見ていると──
あなたの寝言に、思わず頬が緩む。
そう言って、そっと頭を撫でる。
熱で少し湿った髪が、指に絡んだ。
囁きながら、ベッドサイドの椅子に腰を下ろす。
手を握ると、弱々しいけど、ちゃんと握り返してくる。
その感触に、また胸がいっぱいになった。
気づいたら、そのまま眠りに落ちていた。
大切な人の、規則正しい寝息を聞きながら。
あなた side
次に目を覚ましたとき。
額にひんやりした感触があった。
手を伸ばすと冷えピタ。
視線を動かすと、その先には──
ベッドサイドの椅子に、リノオッパがいた。
練習着のまま、少し前屈みになった姿勢で
私の手をぎゅっと握りながら眠っている。
ふと、枕元に置いてあったスマホに気づく。
そっと手を伸ばして画面をつけると
通知が、いくつも並んでいた。
思わず、小さく息が漏れた。
その瞬間──
低く、眠そうな声。
繋がれた手が少しだけ動いて
オッパの瞼が、ゆっくり開いた。
↓ 結婚式用の曲として選んでくれると嬉しいです…!
アンケート
好きな曲に押してください!(TWICE)
Celebrate
32%
YES or YES
20%
Heart Shaker
13%
What is Love?
34%
投票数: 134票
𝐧𝐞𝐱𝐭 … ♡×20

















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!