第32話

聖なる夜と西畑くん.
1,446
2020/12/24 15:02
あなたside



張り切りすぎたかな、ぁ。なんて
誰がどうみたって作りすぎな料理を目の前にはもう遅い。
それに。まだ帰って来てない大吾にはそんなこと見透かされている
…気がする。


クリスマスに向けて漁ったレシピを元にとんでもない量を作ってしまう

社会人はこんな日でもお仕事。そりゃあそうだ。


「ただいま~ぁ」
『あ、お、おかえり、!』
あれ。大ちゃん思ったより疲れてるな。
食欲無いかな、、。
「ほんっま疲れたぁ~」
『あ、その、大ちゃんお腹すいてる、?』
「ん、微妙かなぁ笑」
『そ、そっか、!だよね、あ、先にお風呂はいってよ、ね、?』
玄関の狭い道を通ってリビングに行こうとする大ちゃんを通せんぼする
「…なんかあった?」

落ち込んでると思われたのかなでなでと頭を撫でられる
違うの、そうじゃないんだよ、!
『あの、、、ご飯作りすぎちゃって、』
『張り切ったって言うか、、その、、』
「なんや、めっちゃ美味しそうやん笑笑」
「てっきり失敗したんかと思ったわ」
『ごめんね、こんな食べらんないよね、、』
「ん〜?別に全部今日中に食べる訳ちゃうやん笑」
『う、ん、、、』
「なぁ~~そんなくらい顔せんの!ケーキも買ってきたからな?」
「クリスマスなんやから、楽しもうや笑」
『あ、うん、!!!』



大ちゃんはクリスマスでもかっこいい。
そして優しい。


どうせ私の好きなショートケーキなんだろう。と
思うとにやにやと頬が緩む。
どんなクリスマスをすごしたかはご想像通り。






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雑な出来だがクリスマスはどーしても描きたかった!

すみません…🤶🏻。

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