第2話

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2026/04/22 07:27 更新
私がひったくりにあい、リアム看守に一目惚れしたあの日……。
ドンッ
(なまえ)
あなた
痛っ…す、すみませ……?!
わ、私のカバンは?!
(なまえ)
あなた
(嘘嘘嘘嘘…!!!
あのカバンには財布にクレカにスマホに…大事なものが入ってるのに!)
(なまえ)
あなた
だ、誰か!警察呼んでください!
私が呼びかけても、周りの人は私や犯人を眺めているだけで何もしない。ヒソヒソと喋る声が耳に入る。ただ周りは私に同情するだけ、それ以上のことはしない。
ああ、世の中はこんなものか。人はこんなにも冷たいのか。泣きそうになりながら私は絶望していた。
ひったくり犯
ひったくり犯
ふんwバカな女だ!
その場で泣いてろ!ギャハハ!
?
貴様!止まれ!
ひったくり犯
ひったくり犯
なっ!?
ドサッ
モブ
モブ
おぉ…!
モブ
モブ
まさか捕まえちゃうなんて…!
周りはザワつきはじめ拍手の音が聞こえてきた。私はパニックになっていたせいか、何が起こっていたのか全く理解できなかった。
?
これ、あなたのカバンですか?
目の前に現れた男性が差し出したのは、間違いなく私の物だった。
捕まえた…?この人が?少し混乱しつつも、私は差し出されたカバンを受け取った。
(なまえ)
あなた
あっえっとその、ありがとうございます…!!
深々と頭を下げ感謝を伝えた。この時、私は彼に惚れてしまったのだろう。
?
リアム看守!
?
ハァハァ……何してるんですか!急に飛び出して行っちゃうなんて…
リアム
リアム
ん。ああ、すまない。
それと、悪いが警察を呼んでくれないか?身柄を拘束したひったくり犯を受け渡す。
?
ひ、ひったくり?!本当に何してるんですか!?
正義感が強いことはいいですけど、なにか一言かけてくださいよ…。
あとから来た男性と会話をしていた。彼の名前はリアムと言うらしい。看守という呼び名から、多分刑務所で働いている人だ。
(なまえ)
あなた
あ、あの!なにかお礼をさせてください…!!
リアム
リアム
いや、礼など平気だ。
そんなことを言い、彼はそそくさとその場を立ち去ってしまった。
私もいつか、あんな風になってみたい…。淡い恋心と共に彼に憧れも抱いた。
それから私は看守になるべく努力をし、試験を突破。
面接は怪しかったが何とかクリアし今に至る。
まだ夢なんじゃないかと思ってしまうほど、現実味がない。だが現実は現実だ。どんなに疑おうと事実は揺るがない。
なんて回想をしていると、部屋についたようだ。
リアム
リアム
ここがお前の部屋だ。自由に使うといい。
(なまえ)
あなた
はい!あ、ちなみに隣って…?
リアム
リアム
ん?ああ、隣は俺の部屋だ。嫌だったか?
(なまえ)
あなた
(えぇぇぇぇ??!うっそ隣がリアム看守の部屋?!!マジかよ!!www)
(なまえ)
あなた
ハッ!いえ嫌ではありませんよ。むしろ光栄です!
リアム
リアム
…そうか、それなら良かった。
それと、少し部屋で待機していてくれ。今やらなきゃいけない仕事があってな…すまない。
(なまえ)
あなた
はい!了解しました!
部屋に入りベッドに腰掛けた。
これから看守として働くのか〜…なんて考えながら天井を眺める。
感情が昂ったせいか疲れが押し寄せた。少しだけならいいかな?と、私は仮眠をとることにした。





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