岩本照 side
俺ら16人は一緒に
ダンスレッスンをしていた。
同じ振り付けなのに
雪のダンスは何故か桁違いのダンスで
キレのあるダンスだった。
雪は康二と慎太郎が
ぼーっとしていたのを注意して
またすぐにレッスンに戻った。
そしてまた雪のカウントで
レッスンが始まった。
雪が笑いながらそう言うと
ふっかはやる気が出たのか
勢いよく立ち上がった。
このまま平和な空間でのレッスンが
続くと思っていたけど、そうは行かなかった。
30分後:
険悪ムードに突入した中
ジェシーが雪に声をかけた。
おかげで険悪ムードは終わった。
と思っていたら…
雪はラウールをとにかく可愛がってて
なんでもかんでもすぐにラウールを甘やかして
ラウールにデレデレなんだ。
ラウールにはゲロ甘。
その優しさに漬け込んでさらに甘えるのがラウール。
振り付けについて聞かれると
すっ、と指導者モードになって
真剣にラウールに振り付けを教える。
雪ってプロ意識高いんだろうな。
すぐデレデレモードになるけどww
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。