第20話

12『鬼ごっこしましょう』
24
2024/05/08 12:29 更新
「鬼ごっこしましょう」
「は?どういうこと?」
「みんなと仲良くなりたいの、鬼ごっこしましょう」
「“チャンス”だよね!敵を知るチャンス!」
「そうだね」
「勝負の時間は20分」
「私が『鬼』よ」
「みんな逃げきってね♡」
Chroneクローネ side
クローネ
クローネ
5…6…7…8…9…10
クローネ
クローネ
さぁて♡気になっていたのよね森の中の・・・・子供達
ハウスここへ来て10日
私は忠実な“見張り”だった
日夜決められた位置で
ただ見張る
それだけ
しかできなかった・・・・・・
屈辱よ!あの女本当に隙がない!
あと私のこと全く信用してないわ!
でも今日ようやく隙を突けた。まずは小手調べ
イザベラは標的についても決して明かさない
___でも、あのあたりの言葉から考えて多分


イザベラが見当をつけているのは“出荷間近な最年長年長者
見てやろうじゃない奴の子供の実力を!
そして標的を暴き、私がママの座を奪うのよ!
レイ
レイ
さて敵はどう動く?
ノーマン
ノーマン
これだけ多くの子供を集めたけれど20分という制限つき
恐らくシスターはまず僕らを探す
マコト
マコト
絶対見つかりたくない…そもそも運動はしたくないし…
アオ
アオ
狙いは年長者ぼくら9人かな?
まずは年長者ぼくらそしてその途中で見つけた弟妹きょうだいを根こそぎ捕まえていく…
クローネ
クローネ
(___そんな感じでいきましょう)
クローネ
クローネ
……!
おかしい…何これ…
何の“跡”もない…
クローネ
クローネ
(足跡………ダミー!?)

これが子供の鬼ごっこ…!?

そう…なるほど

“特別”な子供…

ハイスコアでなくても他のプラントとは違うってワケ…
クローネ
クローネ
気が変わったわ
クローネ
クローネ
この時計も封印♪

本気出しちゃお♡
ノーマン
ノーマン
(…違うな)
レイ
レイ
(追って来ない…手を変えた?)
マコト
マコト
…あれ見てみ
エマ
エマ
年少者あのこたち一箇所に集められてる?一体どうやって…)
ノーマン
ノーマン
(注意させた足元にマークを切り抜いた「木の葉」
 道々に並べて興味を持った年少者をおびきよせている)
レイ
レイ
(ガキの好奇心利用した小細工。見かけああだがそういう手・・・・・も使うのか)
ドン
ドン
(ゲッどんどん捕まってく)
アオ
アオ
(年少者だけならともかく既にナットやアンナ、トーマやレンまで…
 完全に動きを読まれている…この数日で成長したけどほんの・・・数日
 ここでの逃走はまだキツイか…)
マコト
マコト
…ハルカも捕まっとるね、珍しい
ノア
ノア
シスター強いしね…
レイ
レイ
(ヤベェな…単純に強ェ…)
エマ
エマ
(___あの体力)
ラニオン
ラニオン
(追いつかれる…!)
ラニオン
ラニオン
(…!ラッキー!こんなとこに穴…この狭さなら大人は追ってこれない)






ラニオン
ラニオン
!?
ラニオン
ラニオン
(壊す!?!?!?)
ラニオン
ラニオン
ちょ聞いて!シスターまじパない!
ラニオン
ラニオン
え?
ラニオン
ラニオン
ドンとギルダもう・・捕まってんの?
ドン
ドン
シスターヤベェよ…どこまでも追ってくる…
ギルダ
ギルダ
これノーマンが鬼の時よりペース全然早いよ
レン
レン
ソラ!ノア!
ギルダ
ギルダ
…2人も捕まったの!?
ソラ
ソラ
うん…ごめんね、ノアくん
ノア
ノア
いや僕が勝手に着いてきたんだし気にしないで?
ドン
ドン
ノアがソラのこと守った感じ?
ノア
ノア
うん、だけど2人とも捕まっちゃった
シスター強すぎるよ…
ラニオン
ラニオン
えっじゃああとあの5人だけ?
ナット
ナット
そうだな残りノーマン達5人…あれ?




ナット
ナット
7人?
フィル
フィル
エーマー!
クローネ
クローネ
(2人を抱えて…!?)
エマ
エマ
口閉じて














クローネ
クローネ
二人抱えて走り続けて…疲れたでしょうエマ
クローネ
クローネ
休まなきゃ動けないわよね
こんな追われ方したこともないでしょうし
エマ
エマ
(嘘…!シスター汗一つかいてない…!)
クローネ
クローネ
知ってる?ノーマンやマコトの弱点は“体力”
ノーマンは昔体が弱かったんですってね
エマ
エマ
(ママからの情報…?)
クローネ
クローネ
レイの弱点は“諦めが少し早いところ”
判断が早い分切り捨ててしまうのも早いのね
エマ
エマ
(そんなことまで…!)
クローネ
クローネ
そしてエマ
あなたの弱点は“甘さ”
クローネ
クローネ
追われてるのに他の子抱えて逃げちゃうような“甘さ”…よね
クローネ
クローネ
諦めて出てきなさァーい
悪いようにはしないわ
クローネ
クローネ
もしあなたがあの日“収穫”を見たのなら
エマ
エマ
(___え?)
クローネ
クローネ
私はあなたの味方よ
エマ
エマ
(“収穫”?今そう言って___?)







クローネ
クローネ
見ぃつけた
ラニオン
ラニオン
あと5人!
ドン
ドン
残り何分!?
残り8分40秒
ノーマンとマコトは圧倒的体力差で追い詰めれば仕留められる
馬鹿ねバラバラに逃げればまだレイやアオ、ココロの方は時間内なら逃げ切れたかもしれないのに…
レイ
レイ
👈🏻
クローネ
クローネ
クローネ
クローネ
(ノーマンとマコト、レイとアオとココロの二つに分かれた)
遅いわ!
まずノーマンとマコトを狩る
2人に3分
レイ達に5分
どちらも逃がさない!
時間内に仕留める!
全然捕まらない!
何あの子たち
あんなにヒョロヒョロで
体格も体力も間違いなく私より格段に劣っているのに
まるで私が追わされて・・・・・いるみたいな___
「私の子供は特別・・なの」
ただの満点フルスコアとは違うというの?
この子2人…
いやこの子たち・・
奴ら・・が求める最高の
神___
クローネ
クローネ
!?
レイ
レイ
20分経過
アオ
アオ
僕たちの勝ちだねシスター
ラニオン
ラニオン
勝った!?勝ったの!?
マコト
マコト
うん、勝ったで
クローネ
クローネ
(…なんて化け物を飼っているのこの家は…
 と同時になんて素晴らしい商品を作り上げたのイザベラ)
能力的に見て“標的”の最有力候補はあの5人…
でも…
エマやソラ、ノアも捨てがたい…
そしてギルダ、レン、ハルカの3人…
Emaエマ side
私はシスターから逃げきれなかった…
試しに抱えて逃げてみたけどもっと工夫が必要
本番・・はこんなもんじゃない
まして本物の「鬼」が相手なら…
マコト
マコト
隊列組んでチームで逃げた方が良さそうね
アオ
アオ
各者各チーム、能力や得意不得意でカバーし合えるチームにね
レイ
レイ
でも今日一番知りたかったことも判った
ノーマン
ノーマン
うん
「私はあなたの味方よ」
あの言葉どういう意味なんだろう
ママの罠?
それともシスター…
ノーマン
ノーマン
背後はとれる。まずシスター
多分殺すことは不可能じゃない
主
長いねぇ…((
暇なのでそれぞれの弱点をまとめておきます←
エマ:甘さ
ノーマン:体力
レイ:諦めの早さ
アオ:優しさ
レン:中々本気にならない
ノア:ソラ
ソラ:自分に自信をなくす瞬間
マコト:諦めが早い(体力は頭脳で補ってるから大して響かない)
ココロ:頭脳
ハルカ:諦めが悪い(長所にも短所にも、エマみたいな甘さ的な)
リオン:気の弱さ

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