「鬼ごっこしましょう」
「は?どういうこと?」
「みんなと仲良くなりたいの、鬼ごっこしましょう」
「“チャンス”だよね!敵を知るチャンス!」
「そうだね」
「勝負の時間は20分」
「私が『鬼』よ」
「みんな逃げきってね♡」
Chrone side
ハウスへ来て10日
私は忠実な“見張り”だった
日夜決められた位置で
ただ見張る
それだけ
しかできなかった!
屈辱よ!あの女本当に隙がない!
あと私のこと全く信用してないわ!
でも今日ようやく隙を突けた。まずは小手調べ
イザベラは標的についても決して明かさない
___でも、あのあたりの言葉から考えて多分
イザベラが見当をつけているのは“出荷間近な最年長”
見てやろうじゃない奴の子供の実力を!
そして標的を暴き、私がママの座を奪うのよ!
おかしい…何これ…
何の“跡”もない…
これが子供の鬼ごっこ…!?
そう…なるほど
“特別”な子供…
ハイスコアでなくても他のプラントとは違うってワケ…
本気出しちゃお♡
残り8分40秒
ノーマンとマコトは圧倒的体力差で追い詰めれば仕留められる
馬鹿ねバラバラに逃げればまだレイやアオ、ココロの方は時間内なら逃げ切れたかもしれないのに…
遅いわ!
まずノーマンとマコトを狩る
2人に3分
レイ達に5分
どちらも逃がさない!
時間内に仕留める!
全然捕まらない!
何あの子たち
あんなにヒョロヒョロで
体格も体力も間違いなく私より格段に劣っているのに
まるで私が追わされているみたいな___
「私の子供は特別なの」
ただの満点とは違うというの?
この子2人…
いやこの子たち
奴らが求める最高の
神___
能力的に見て“標的”の最有力候補はあの5人…
でも…
エマやソラ、ノアも捨てがたい…
そしてギルダ、レン、ハルカの3人…
Ema side
私はシスターから逃げきれなかった…
試しに抱えて逃げてみたけどもっと工夫が必要
本番はこんなもんじゃない
まして本物の「鬼」が相手なら…
「私はあなたの味方よ」
あの言葉どういう意味なんだろう
ママの罠?
それともシスター…
エマ:甘さ
ノーマン:体力
レイ:諦めの早さ
アオ:優しさ
レン:中々本気にならない
ノア:ソラ
ソラ:自分に自信をなくす瞬間
マコト:諦めが早い(体力は頭脳で補ってるから大して響かない)
ココロ:頭脳
ハルカ:諦めが悪い(長所にも短所にも、エマみたいな甘さ的な)
リオン:気の弱さ



























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。