目が覚めると 、 電気が付いていない暗い部屋だった 。
寝惚けた状態で周りを見渡す 。
その瞬間 、 心の奥が少しざわついた 。
普段なら見慣れた教室なのに 、 何かが違う 。
アタシは窓に目を向けた 。
光が入ってくる筈の窓なのに 、 一切光が入ってこない 。
アタシはそっと立ち上がり 、 机や椅子に手をつきながら慎重に足を動かした 。
暗い教室 、 どこを歩いても何もかもがいつもと違う
床の感触も 、 空気の匂いさえ微かに重い 。
思わず小声でつぶやく 。
小さくつぶやきながら歩くと 、 微かに小さな足音が聞こえた 。
振り返ると 、 同じように迷子になったのか
黒髪の子が一人 、 廊下の端に立っていた 。


礼斗が少し笑って 、 歩き出す 。
二人で廊下を進むと
途中で黒色の髪色をした子と白色の髪色をした子が廊下に立っていた 。
黒色の髪の子は黙って白色の髪の子を見詰めている 。
白髪の子は何を話そうか迷っているみたい 。

明けましておめでとう御座います ♪




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。