第9話

〔十六〕
371
2025/04/03 09:00 更新





第十五話はこちらから。




燈籠 彌戀途
〖そっかそっか、其れは良かった……笑〗
そう安堵する彌戀途ちゃんの声が耳元で響く。
そう、俺は任務で2日間帰ってこない彌戀途ちゃんに極秘任務を任されていた。
それは、「栾々の笑顔を絶やさないこと」


現在時刻、深夜2時。
一寸仕事が落ち着いたからと電話を掛けてくれた
彌戀途ちゃんに現状報告をしている。
燈籠 彌戀途
〖それにしても、桃に幻で、桃幻か……〗
燈籠 彌戀途
〖栾々、センスええなぁ……煒琉舞くんみたい、笑〗
朧月 寿彲
俺と煒琉舞ちゃんが言った言葉から選んでたんだよ、笑
燈籠 彌戀途
〖……もしかして、山桜桃とか、幻惑…?笑〗
朧月 寿彲
お、正解、さすがボス。笑
燈籠 彌戀途
〖なんとなくやよ。笑〗
朧月 寿彲
…でも、ちゃんと任務は全うしましたよ、ボス…笑
燈籠 彌戀途
〖…!ふふ、ええこやね、流石俺の最高の相棒(パートナー)やわ、笑〗
朧月 寿彲
…かっこつけてる?笑
燈籠 彌戀途
〖ぅ付けてへんよ!〗
朧月 寿彲
ふふ、そっか…
でも、声が聞けて安堵したよ、死んでないーって、笑
燈籠 彌戀途
〖うわぁっ、!寿彲裙の不謹慎!でも、ちゃんと無傷で帰るからな、笑〗
朧月 寿彲
…待ってますよ、ボス。
燈籠 彌戀途
〖勿論、〗
優しい声を聴いて心が安心していく。
そして、こういう声を聴いていくと同時に、
自分の中に疑問が浮かんでくる。


何故なら、こんなに優しい子が
こんなドス黒いような世界に入ってしまったんだろう。
でも、これが彼の選択なのだから…しょうが無い。
朧月 寿彲
じゃあ、またね、彌戀途ちゃん。
燈籠 彌戀途
〖うん、またな。〗
ブツッ……


急に静寂に包まれる自分の世界。
其れと同時に、自分の身体に激痛が走る。
朧月 寿彲
っ"……、いった……、、
臓器を売るからかしら無いが、
何度か適当に切って、ホルマリン漬けして売りに出した。
その切ったところが時々痛む。

自分の身体には、
普通の人とは比べものにならないほどの傷があるという。

……生きて行くにはこうするしか無かったんだ。
朧月 寿彲
……ふぅ、久々だったな、
……もっともっと頑張らないと。
彌戀途ちゃんのタメにも、
煒琉舞ちゃんのタメにも、
栾々のタメにも、俺が強くならないと。


そうすれば、きっと彼らにとっての不安は、
苦労は、痛みは、不幸は減ってくれるはず。
燈月 煒琉舞
……寿彲、一寸良い、?
朧月 寿彲
んー、良いよー?
燈月 煒琉舞
……ありがと、あの…、栾が三人で寝たいって、、
楼閣 栾
……強抱締
朧月 寿彲
ふふ、そんなこと?じゃあ、リビングに布団引いてから三人で寝よっか。
楼閣 栾
!!やったぁっ、!!
……ふふ、ボス。
今回の任務の報酬は沢山ですよ_笑



やばい、翠君の伏線出し過ぎてるかも((

次任せましたっ、!!

プリ小説オーディオドラマ