第41話

40.成したら君に言いたいの段
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2026/01/20 10:13 更新
小平太side
七松小陽(小平太)
いっけいけどんどーーん!!
平滝夜(滝夜叉丸)
七松先輩!スピード…!!
七松小陽(小平太)
なんだ滝夜叉丸!もう疲れたのか!
私は今、後輩の滝夜叉丸に練習に付き合って欲しい!と言われ、バレーの練習中だ!
平滝夜(滝夜叉丸)
…いや、大丈夫です!
七松小陽(小平太)
そうか!じゃあもうちょっとやろう!
最近こうして滝夜叉丸に誘われ、2人でバレーを練習する事が多い。

私の練習にもなる、一石二鳥ってやつだな!
七松小陽(小平太)
滝夜叉丸!
平滝夜(滝夜叉丸)
七松小陽(小平太)
私は強くなって…中総体の関東大会で優勝する!
平滝夜(滝夜叉丸)
その前に…都大会では…
七松小陽(小平太)
それは絶対優勝する!
私はこの関東大会で優勝したら…ある事をする、とずっと前から決めていた。
だからここで負ける訳にはいかないのだ!!
七松小陽(小平太)
いけいけどんどーん!!




放課後になり、部活も終わり、私は寮へ向かっていた。
中在家長治(長次)
小陽
七松小陽(小平太)
七松小陽(小平太)
おぉ〜長次じゃないか!
中在家長治(長次)
もそ
私は女バレのキャプテンを務めているが、長次は男バレのキャプテンを務めている。

だから部活の事で話し合うことも多い。

それに前世からの同室!
七松小陽(小平太)
長次も今帰りか!
中在家長治(長次)
もそ
いつもこうして一緒に寮へ向かう事も多い。
その間、私がずっと喋りっぱなしだ。
長次はずっと私の話をずっと相づちをしながら聞いてくれる。
七松小陽(小平太)
…早いな
七松小陽(小平太)
私達ももう引退の時期が近づいて来ている
中在家長治(長次)
そうだな…
七松小陽(小平太)
でも関東大会まで進めたらまだ部活に残れるんだ!
七松小陽(小平太)
もしかしたら…全国大会まで行けるかもしれないな!!
中在家長治(長次)
小陽がそう言うなら進めるだろう
中在家長治(長次)
小陽がずっとバレーだけやって、努力してる姿を知っているからな
七松小陽(小平太)
長次…
長次はいつも小さい声で話しているが私にはしっかり聞こえている。

長次は前世と同じ場所に傷がある。
しかしその傷ができたのは私のせいでもある。

それをずっと後悔しているけれど…長次は「なんて事ない」なんて言うのだ。
中在家長治(長次)
私達男バレの目標はまず都大会優勝だ
中在家長治(長次)
お互い、頑張ろう
七松小陽(小平太)
ああ!
七松小陽(小平太)
最近滝夜叉丸とも練習しているんだ!
七松小陽(小平太)
あいつも強くなると私は思ってる!
中在家長治(長次)
……そうか
私は目標を段々と高くしている。

私はこの関東大会で優勝したらある事をする。


そのある事は……。
七松小陽(小平太)
長次!
中在家長治(長次)
七松小陽(小平太)
私…中総体は私なりの全力を出し切る!
七松小陽(小平太)
そして…都大会…関東大会優勝したら…
七松小陽(小平太)
私…お前に言いたいことがあるんだ!!
中在家長治(長次)
……
中在家長治(長次)
フッ…
あ、今長次の優しい笑顔が見れた…!!
中在家長治(長次)
分かった
相変わらず声は小さいけど、笑顔は私にとってはとても大きかった。


私は関東大会で優勝したら、この男。

長次であり、今は長治の彼に。




告白すると決めているのだ。

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