紫耀
廉と神が仲良く喋っているのを見て、イライラして俺は父さんを呼び出した
なぁ父さん
父「ん?」
ホントに廉と俺は血は繋がってないんだよな
父「あぁ…」
俺、廉のことが好きなんだ
父「…そんなこと前から気づいてたで」
え?
父「紫耀を見てたら分かるわ、廉に告白したん?」
したけど、返事はまだ
父「そっか、廉は鈍感な所とかあるからな」
うん、鈍感過ぎて困る
父「母さんには言っておくから廉から返事聞き」
父さんとの話が終わり、部屋に戻るとあの話はなかったことになり、観光になった
お前、初めてあった時言ってただろ?『廉は渡さない』て
ふは笑よく覚えてたな
そりゃね、俺に感謝しろよ?廉の気持ちを気付かせたんだから
ありがとうございますー
お前思ってないだろ!笑
母「紫耀〜行くわよ!」
神母「勇太も!」
はいはーい!
またな紫耀
おう!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。