第3話

3ページ
194
2024/03/30 03:03
イチハ
面白いねぇ、テディくん
イチハ
俺の事誰にも言わないなんて。
テディ・ブラウン
だ、っ…て、
テディ・ブラウン
い、言えるわけが…
イチハ
……
驚いたな。
この子がこんな顔するなんて。
イチハ
…ふっ、あはははっ!
イチハ
実に面白い!!
やっぱり君は優しいよ!
テディ・ブラウン
えぇ…??
イチハ
その優しさは絶対敵に持ったらダメだよ。
まぁ、大丈夫だろうけど
テディ・ブラウン
そんなの、!
イチハ
まぁまぁ、聞いてくれよ。
それがたとえ俺であろうとも、味方だったとしても、だよ
イチハ
分かったね?テディくん。
これは先輩からのアドバイスさ。
テディ・ブラウン
は、はいっ、!
イチハ
よし、いい返事だ。
この先の人類の未来を担う君へ
俺は正直君のことが心配です。
優しい心を持っているからね。
いずれ俺が敵になった未来が来た時、君は俺を殺せますか?
イチハ
(なんて、思っても仕方が無いんだけどね)
イチハ
さて、
テディくん俺は1度外に出るよ。
イチハ
今日は何も無いけれど、
この姿を君以外の執事に見られたら行けないからね
イチハ
この姿を見られたらこまるんだよね、おそらく追い出されるだろうし
テディ・ブラウン
…っ
イチハ
…そんな顔をしないでおくれ。
俺は明日になったら帰ってくるから
イチハ
それが終わったら、1000年後だよ。
イチハ
まぁ、1000年のうちに死ぬと思うんだけどね。1000年は長いから
テディ・ブラウン
そ、そんな事言わないでください、!!
イチハ
あははっ、
大丈夫さ、そんな簡単に死ぬような''人間''じゃないよ
イチハ
あ、人間じゃないね、
俺は天使だった。
テディ・ブラウン
っ、
イチハ
…勘違いしないよう、誤解しないよう言っておくが
イチハ
俺は天使でも君たちの味方だよ。






???
……
イチハ
……久しぶりに羽を出して飛んだけれど、
普通に飛べるな、何、天使の本質か?
イチハ
まぁ飛べなきゃ天使じゃないからね
イチハ
…アルフ、元気かな?
イチハ
まぁあいつなら元気か!あははっ
???
へぇ、イチハ、元気なんだね
???
あぁ、悪魔執事と親しげに話していたよ
???
あ、それは知ってるよ私。
あの子と視界共有をしているから
???
へぇ、
???
せいぜい抗うといいよ、
イチハ

プリ小説オーディオドラマ