第9話

8.戦の中の猫
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2023/01/09 07:00
はこたろーさんside続きます
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しるこ
ん~~まあまあの火力だねぇ
さっきの爆発も、音だけであんまり大きくはなかったし
兄さんが火を操る敵に言う。

火対火なら火力の強い方が勝るのは必然なので、油断しなければあの人に負けるようなことはないだろう。

兄さんの火は国が認めた最高火力。隣で別の敵と闘うミントスさんや、その他のメンバーだって国内有数の強い異能持ちだ。
a1857
キリがない…どんどん出てくるよぉ?おかしくない??
はこたろー
確かに…この中に『回復』か『分裂』の異能持ちがいるかも知れませんね
Quartet
あっちはしるこさんと兄貴に任して大丈夫だろ。
いちはち、はこたろーさん、あなたの下の名前のこと頼みます
Jはこっちで応戦な
じらいちゃん
おっけ!任して!
a1857
かぁっこいぃ~かるてっとさん
Quartet
うるせw
あなた
かる兄、じら兄…
あなたの下の名前ちゃんが不安そうに二人に手を伸ばす。

それを見たかるてっとさんとじらいちゃんが一旦僕らのところに戻ってきた。
Quartet
大丈夫。俺ら強いんだぞ?ちゃんとあなたの下の名前のとこに帰ってくるから
じらいちゃん
そうだよ。心配しないで
あなたの下の名前ちゃんはそう告げて敵に向かっていく二人を不安そうに見て、今度は兄さんとミントスさんを見た。
あなた
しる兄、ミン兄…
そんなあなたの下の名前ちゃんを安心させるようにいちはちさんがあなたの下の名前ちゃんの頭を撫でた。
a1857
だぁいじょうぶだよぉ。しるこちゃんも、みんべんさんも、かるてっとさんも、じらいさんも、はこたろさんも、俺だって凄く強い異能持ちなんだよ?あんな奴ら一瞬だって
あなた
いのう、もち…
a1857
そ。あなたのニックネームちゃんはちゃんとはこたろさんにしがみついとけば安全だから。離しちゃ駄目だよ
あなた
うん…
はこたろー
ありがとうございます、いちはちさん
a1857
正直、俺も物凄く恐いけどねぇ…。あなたのニックネームちゃんの手前、こんな大人の男がビビりまくってらんないかんね
はこたろー
ふ、ですね
じらいちゃん
いちはちさぁ~ん!!止めきれない分頼める!?
じらいちゃんの声に振り向くと、何とかかるてっとさんと二人がかりで複数の敵を止めている状況だった。
a1857
はこたろさん、あなたのニックネームちゃんのこと任していい?
はこたろー
はい、任せてください
a1857
よっし、じゃあ俺は二人を全力で守る!

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