散々言ってた割に特に何も準備してない…相変わらずだな…雪花姉さんは
ただ、パトの要望を否定する理由が無いから肯定するのが自然
私のタイミングで…なら、まずは小手調べって所かな
普段だったらここで「氷蝶」をやるんだけど…
剣を一振りするだけで霧のように細かい氷を空気中に出す技
雪花姉さんがこの技の技術をちゃんと磨いてくれたおかげで私も雪花姉さんと同じことが出来る
この技は、今まで「学習能力」で吸収した全てを出す技。扱えるわけじゃないけど怯ませることはできる
雪花姉さんは硬直して私のことをただ見てるだけだった
私の残花の太刀は氷蝶の技術を入れてるから多分ほとんどの人が分からない攻撃になってると思う
私は無抵抗で雪花姉さんの技を受け入れた。それが、雪花姉さんにとって一番やられたくないことだってわかってたけど、私の目的は雪花姉さんと戦うことじゃない。だから、負けさせてもらうよ、雪花姉さん
氷花が剣を出した時、氷蝶を出してくるもんだと思ってた。だから、知らない技が出てきた時結構焦った
さっきお母さんに当たり前のように使われた技。多分氷花も当たり前のように盗んでいくと思った
_昨日
_今
残花の太刀で氷花に攻撃をしようとする
メリアちゃんから聞いてた話では氷花の「学習能力」はあくまでも「吸収」で「対策」されることはないって言ってたのに…
そう言った瞬間、目の前の氷花は本当に氷花なのか疑いたくなった
まるで世界三強を相手にしてるかのような感覚に襲われる
私の頭はその後私の攻撃をかわした氷花しか考えていなかった
無抵抗で、攻撃をもろに食らった…どういうこと?
氷花が持っている能力は「学習能力~吸収型」と「氷支配」じゃない
最後に宣戦布告みたいなのをしていこうと思ったけど、変に敵対視してるとアレだし…
言いたいことを言って私は自分の宿に戻る
そういや、コハクは今頃どうしてるんだろう。あの時から一度も気配を感じてない












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。