月曜日の放課後―。
部活が終わって、後片付けをしている時だった。
と言いつつも、アミオの雰囲気から、他人に聞かれたくない、かなり大事な用だと、ビビは悟った―。
◇
ビビとアミオが来たのは、図書室―。
ビビとアミオは、図書室の最奥に行く…。
図書室の最奥は、あまり人が来ないからか、やや埃っぽい…。
分厚いカーテンが、外からの光を遮っているため薄暗く、ちょっとした密室のような感じだ。
本棚には、学生が読むとは思えないような、大きな図鑑のような本が納められている。
これが、ちょっとした防音壁の役目を果たすため、あまり大きな声を出さなければ、内緒話をするのには、ちょうどいい場所だ。
頭の中が真っ白になるビビ…。
膝が細かく震えた。
アミオの様子を見たビビの、膝の震えは止まった。
アミオの様子から、何の自信も覚悟も感じられなかった。
◇
火曜日の放課後―。
ビビはシオリを呼び出し、図書室の最奥に連れ込んだ。
それを聞いたシオリは吹き出した。
と、ビビは、制服の胸ポケットから、カッターナイフを取り出した―。
◇
12月24日…
◇
その日の夜…。
アミオは、ノブヒコの家に行き、顛末を語った…。
と、ノブヒコはシャンパンを出した。
と、ノブヒコがコップにシャンパンを注ぐ。
と、アミオは、ノブヒコが注いでくれたシャンパンを飲んだ。
◇
時間は遡る―。
シオリがアミオと別れた後…
と、シオリは、背後にいる人物に向かって、振り返ることなく言った。
と、シオリの背後に立つ人物―
ビビが、力無く答える。
と、涙を流すシオリ。
そして、ビビの方に振り向き
と、シオリは、これまで抑え込んできた感情を爆発させた―!!
と雄叫びをあげ…
シオリは右拳を、ビビの腹に叩き込んだ…!!
と、腹をかかえ、うずくまるビビ…。
まったくの想定外だった…。
まさか、シオリがこんなことをしてくるなんて、思いもしなかった…。
シオリに腹を殴られた激痛で、いまだ、うずくまるビビは、シオリの慟哭を聞いて、驚いていた。
シオリも、本気でアミオのことが好きだったのだ…。
しかし、それゆえ…
ビビにとって、シオリは…
許すことのできない敵なのだった…。
◇
◇
アミオが自宅に帰ってきたが、両親はいなかった。
と、アミオは自室でガンプラを作っていたら…
インターホンが鳴った。
と玄関に行き、ドアの覗き窓を覗くと…
ドアを開けるアミオ。
と、意地悪っぽい笑みを浮かべているビビ。
と、アミオはあきれつつも
と、ビビを家に入れた―。
(つづく)















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!