リハビリ室に行こうとしたら、その途中の小児科寮のキッズスペースで子供に囲まれた。
この事の発端は...今日、担当医へ質問した事からだった……
どこまで運動出来るか……それは今の俺にとってかなり大切な事だった。
義足か……パラリンピックの選手がいるとはいえ、ああいう人じゃないと運動は厳しいのかそうでも無いのかも分かる。
俺からの質問で診断は終わり、医師が病室から出た直後にメンバー達がやってきた。 丁度ボイトレが終わったらしい。
俺が交通事故に遭って左足が動かなくなって1週間、 メンバーも慣れたようで、いつも通り接してくれる。
それが本当に...ありがたい
メンバー達と、他愛もない話をしていたら、あっという間に午後になった。 午後は各々予定があるそうで、みんな帰って行った
メンバーが帰った一方で俺はというと……
リハビリ室に行く為に、松葉杖を使って病院内を歩き回っている内に、迷ってしまった。
看護師の人にでも生き方を聞こう... そう思って、看護師さんを探そうと思ったところ
急に話しかけられて驚いてしまった。
よく見ると俺に声をかけたのは、明らかに未就学児の明るそうな女の子
目の前に入院者用のキッズスペースがあったので、そこで遊んでいたんだろう。
一人の子が来ると、他に数人の子供が集まってきた。
まあ、リハビリ室には今日の午後に行くといってあるから、 2時か3時ごろに着いていれば良いか。
そう思い、子供達に呼ばれてキッズスペースで少し相手をしたのが
後に俺の心境を大きく変えることになる_____
全員「おつすい!」




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。