明石 視点
一度寝て起き外に出ると、闇不と同じように顔を隠したローブ姿の成人男性が目の前にいた。口を開けば変声機を使っているのが分かるほどに機械感の強い声がした。
楽しそうに笑うこの人から何か企んでいるような感じは無い。というか、どこか懐かしいような感じがする。顔は見えないのに。声も分からないのに。
…ただ楽しんでいるようにしか見えなくて怖い。闇不も大概分からなかったけど掴めないっていうか、、
………ん?今、なんて?
世蘭 視点
3人揃って、というか全員揃って同じようなことを考えてるだろうなんてのはすぐ分かった。一体コイツは何なんだ。上手く状況が整理できない。
とりあえず今は知らなくては。この人を、この謎を、その背負ったマークとやらについても。彼は自分の頬に着いたスペードの印を触りながら語り始めた。
長い長い廊下を歩き、何枚目の扉なのか覚えてないままスペードの彼は立ち止まり口を開く。
一方その頃別の会場にて、
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ゼラール の メモ
・アマル?のマークはスペード
・「マーク」は高い権利を意味する
・「マーク」の位置はバラバラ
・それぞれ別の権利を所持
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。