スナイパー…?
この街ってスナイパーなんてあったっけ
軍に居た頃少し手をつけた事があったけど、
扱い方難しすぎて諦めたりしたっけ…
そうこうしているうちに、既に屋上まで来ていた
ヘリを出し、成瀬君が助手席に乗ったのを確認
する
本署は今危険な状況だから、安全であろう北署へ
一旦避難する事にした
もし他にも狙う奴が居るなら、ヘリを
撃ち墜とされないように気をつけないと…
いつもよりも高度を上げ、周りに細心の注意を
払いながら北署へと向かった
ケインの暴走をなんとか抑えたあの時から…
どんぐらい経ったんだろ…??
まーたベッドの上で仰向け状態。もう見たって
この光景、いいよもう。
いつもの癖で寝起きに伸びをしようとしたら、
今まで寝たきりだった体は思い通りに動いて
くれなかった
てか、まだ停電してんだ
今は朝日が差し込んできているお陰で明るいけど
すると、目の前のドアが開いた
夕コさん、レダー、そして2人の影に隠れる
ように刃弐が立っていた
刃弐は気まずそうにそう言った
え?何?ホントに嫌われたパターン??
俺刃弐になんかしたっけ…? 泣
夕コさんのその一言で、場の雰囲気が一気に
緩やかになった
反応的に、多分夕コさんとレダーは刃弐の事情を
知ってそう、多分。
アジトまでのヘリの中での時間は、まるで時が
止まったかのように静かだった
本当なら俺が隣の刃弐を弄ったり色々するけど
多少のシリアスを感知した俺はずっと大人しく
座っていた。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!