ミンドリーが起きるのとほぼ同時に、オルカと
皇帝もこちらへ戻ってきた
すると、外から人の声が聞こえた
声からして、恐らく男女共に2人ずつぐらいは
居る
わざわざヘリのサーマルに映らないように
ここまでやって来たのだろうか
その時
パリンッ、とガラスのようなものが割れる音が
聞こえた
コツ、コツ…と足音が段々と近づいてきている
あそっか、さっき起きたばっかりだもんね
そう言って、成瀬とミンドリーはエレベーターの
方へ行った
2人の姿が見えなくなったとほぼ同時に、さっき
の謎の足音の正体が判明する
恐らく鍵付きのドアはピッキングをして解錠
したのだろう
路地裏…?
待って話について行けない
オルカとマンゴーも俺と同様に、頭にハテナが
浮かんでいる
コイツ等が成瀬の命を狙って……
手足は震え、その場に立ち尽くす事すら
ままならなくなりそうになっている
これが本当の"恐怖"なのだと、身を持って
感じた
今朝見た夢のように、これから成瀬が…皆んなが
殺されたらどうしよう
まだこの街にやり残した事、沢山あるのにさ
今殺されたらどうしよう
すると、突然背中辺りに温もりを感じた
俺の前には皇帝とマンゴーとオルカがテーザーを
構え、立っている
ぺいんはそう言い、温かい手でずっと背中を
さすってくれる
そうだ。俺達はこの街を守る警察。
ビビったって、俺達を守れる人は誰も居ない
俺達は守られる立場じゃない、守る立場なんだ
意地張ってでも、俺は警察として業務を全う
してやる。
マンゴーが1番手前にいた女にテーザーを撃ち、
火蓋が切られた











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。