第6話

第5話.団長の正体
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2024/11/27 09:00 更新
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
何で…ここにッ?
副リーダー
…?誰だ!
扉を開けたのは“おんりー”だった

でも何故か騎士の服装をしている
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
はぁ、よくもやってくれたな…
副リーダー
誰であっても所詮雑魚が!
そうしておんりーに向けて剣を振る

どうしよう、このままじゃおんりーが!!
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
遅…“俺”を誰だと思ってるの?
え…今のが遅い?

それに一人称が俺になって?

色んな情報があって混乱してしまった
副リーダー
舐めるな!!
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
はぁ、分かっていないようだから
教えてあげるよ……
俺がここの“団長”だ。
おらふくん
おらふくん
え…おんりーが?
え?おんりーが団長?

何で…てか誰も教えてくれなかったし…
副リーダー
は!?お…お前が!?
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
城に戻ったら仲間はやられ、
俺の友達も傷付け、挙句の果てには
ドズさんとおらふ君に斬り掛かった
どうしてやろうか?
副リーダー
くっ…こんな子供に負けるかよ!
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
はぁ、君弱いんだよ、死ね 。
グサッ
ドズル
ドズル
おんりー…
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
もう大丈夫ですよ、今2人を医療室
に運びますね。
MEN
MEN
ま…まだ外にもッ…
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
大丈夫です、全員倒しました。
ドズル
ドズル
相変わらず仕事が速いね。
おんりー(騎士)
おんりー(騎士)
ありがたきお言葉です。
気が付くと、そこにおんりーの姿は無かった。
おらふくん
おらふくん
あの…どうしておんりーが団長だと
教えてくれなかったのですか?
ドズル
ドズル
本人が教えたくなかったからね。
詳しくは団長に聞いてみたら?
でもその前に今日は寝なさい。
おらふくん
おらふくん
分かりました…。
モヤモヤが残る中布団に潜る

疲れが溜まっていたせいか、すぐに寝てしまった






おんりー
おんりー
______君?
何か声が聞こえる気が…
おんりー
おんりー
おらふ君、朝ですよ!
おらふくん
おらふくん
うわっ、いつの間に?
おんりー
おんりー
ドアをノックしても返事が
無かったので…
おらふくん
おらふくん
そう…何やな!
おんりー
おんりー
まぁ、無理もないですよ。
昨日は遅かったですからね。

いつもなら10時までに寝ていたのに

昨日は12時を過ぎていたのだ
おんりー
おんりー
朝食が出来ていますので、
早めに来てくださいね、では…
ガチャン
そう言えばおんりーに団長の事を聞くんやった!

急いで朝食を済ませておんりーの部屋へ向かう
おらふくん
おらふくん
そう言えば、おんりーの部屋は
1度も入った事無いんよな…
コンコン
おんりー
おんりー
は〜い、おらふ君・・・・入っていいよ。
おらふくん
おらふくん
え…何で僕だと分かったん!?
ガチャ
部屋の中は整理されていて、とても綺麗だった

壁には兵士の服と剣が置いてあった
おんりー
おんりー
気配がしたからすぐに分かったよ。
おらふくん
おらふくん
凄く綺麗にされとるな、
あのさ、団長の話…いい?
おんりー
おんりー
まぁそんな事だろうと思ってたよ、
とりあえずそこに座って。
おらふくん
おらふくん
ありがとう…
おんりー
おんりー
まずは何処から話そうか…
俺の昔の話からにしようか。



俺はとても小さな村に住んでいた、

俺の家族は村の人達の為に周りに住んでいる
動物を狩っていた。

中でも上手かったのは俺の兄である“ゴーレム”

俺はそんな兄に憧れてよく剣の練習をしていた。


俺が9歳の時、いつもどうり動物を狩って帰ると
村は壊されていた。
おらふくん
おらふくん
……え?



原因は狼の群れだった、


急いで家に戻るも両親は既に死んでいて、

兄はぎりぎり生きていた

兄が言うにはこれまでに無い数だったんだとか…

助けようにも既に手遅れだと言うことは分かった




   俺はたった1日で大切なものを失った
おらふくん
おらふくん
……。
想像の何倍も重い話で思わず黙り込む

おんりーにはこんなにも辛い過去があった事、

何よりそれを1度も感じさせなかった事だ
おんりー
おんりー
…大丈夫?
おらふくん
おらふくん
うん、続けて…。
おんりー
おんりー
無理して聞かなくてもいいからね。

それからしばらく…多分数日経った頃、

近くを国王、ドズさん達が通ったんだ。

最初に気づいたのはMEN、
MEN
MEN
この近くの村、やけに静かですね
ドズル
ドズル
少し様子をみてみるかい?



ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
酷いな、獣にヤラれたか…
ドズル
ドズル
あそこに人が居ない?
MEN
MEN
しばらく食べてないからか細いですね…
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
コク…
ドズル
ドズル
君、大丈夫?
おんりー(幼少期)
おんりー(幼少期)
えっと…
ドズル
ドズル
大丈夫、僕はドズルだ。
おんりー(幼少期)
おんりー(幼少期)
国王…様?何でこんな所に?
ドズル
ドズル
とりあえず城に着いてきて、
色々治療とかするから。



あの時ドズさん達が来ていなかったら、

多分だけど死んでいただろう…

だから俺は命の恩人であるドズさん達に仕えた

猫おじさんに礼儀を学び、

ぼんさんやMENに騎士として鍛えてもらった、


そして俺が11才の時におらふ君の側で守る
専用執事にしてもらった。
おらふくん
おらふくん
でも何で騎士だと教えて
くれなかったんよ?
おんりー
おんりー
やっぱり執事の方が距離が
近く、親しみやすそうだし、
何より相手を油断させれるからね。
ドズさん、ぼんさん、MEN、あと
猫おじさんが知ってる。
おらふくん
おらふくん
そうなんやね。
おんりー
おんりー
これが俺の隠していた事。
話をしたおんりーは少し悲しそうな、虚しそうな顔
をしていた

でも目が合うといつもの真顔に戻ってしまった
おんりー
おんりー
…お茶、持ってきますね。
こんな時、何て言ったら良いのだろうか…
おらふくん
おらふくん
…待って! その…
おんりー
おんりー
…? どうしましたか?
おらふくん
おらふくん
無理はせんでな?
おんりー
おんりー
ッ!無理なんて…
おらふくん
おらふくん
泣いてもいいんやで?
僕は“ありのまま”のおんりーも
大好きやから!

思った事をそのまま伝える、

その言葉を聞いて安心したのか少しだけ…

ほんの少しだけ笑った気がした
おんりー
おんりー
…ありがとうございます、
では待っててくださいね。
そう言っておんりーは扉を閉めた
ガチャン
すみれ(主)
すみれ(主)
今回は1900文字書きました!
次回は少し前の場面のおんりー視点
を書くつもりです。また3日後に
お会いしましょう!
ばいドズ!

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