第4話

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2024/07/08 14:52
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いいじゃーん。一緒に遊ぼうよー


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お姉さんスタイルいいし、絶対楽しいこと出来ると思うんだよねぇ…♡


あなた






















何故こうなったのだろうか。


私はただ街を歩いていただけなのに(











あれか…?


私の美貌が声を掛けないという意志を邪魔してるってか??(


















あなた
あの、私これから用事があって…


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それってそんなに大事ー?
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どうせ、コンビニのスイーツやらなんやら買いに行くだけでしょ?(


あなた
いえ、仕事です。

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いいじゃんそんなの!
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俺と一緒に楽しいことしよ?






















コイツ何言っでも最終的に楽しいことで済ませやがる。


まるでしりとりで"ら"攻めをされてるような感覚だ(












すると、男の手はついに私の腰に触れてきた。


今すぐにぶっ飛ばしてもいいが、









私は過去に一度、同じような系統でナンパにあい、


その男を被害者にしてしまったことがある。












確か腹部骨折と、腕複雑骨折に足の肉離れ。


とてもナンパしてきた側とは思えない有様だった。
(全治5ヶ月)













だから私は動けない。


一歩間違えたらどうなるかわからない。














動けない私に目をつけた男はそのまま何処かへ連れていこうとする。


もう、折っちゃうこと覚悟で殺ろっかな….(














そんな時だった。


私の目には誰かの拳が男の頬にぶつかる決定的瞬間を収めていた。












男はそのままその場に倒れた。


そして私は男を殴ったであろう勇者を確かめようと顔を上げた。












そこには、________






























かつて、最底辺の落ちこぼれと言われた風鈴高校のあの緑の学ランが、



私の目に映った。























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弱ぇ癖にダセェ事してんじゃねぇよ。












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