第8話

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2024/03/02 14:53
チェウォンの説得のおかげで
ヘソンさんも折れてくれた。



先手を打っておこうと、チェウォンは早速

マキとギョンヒを呼び出してくれた。
マキ
あなたさん、お久しぶりです!

ちょっとチェウォン
今度は何企んでるの?いくら社長が
私のこと信頼してるったって、
さすがに限度あるけど大丈夫?
怪しがりながらも、マキの顔は
この状況をしっかり楽しんでいる表情だ。


ヘソンさんとも知り合いらしく、
来るなり談笑し始めた。


そしてそれと時を同じくして

騒々しい足音とともにギョンヒが現れた。

ここから1番遠いオフィスから走ってきたらしく
息を切らせている。
ギョンヒ
チェウォン!なになに?
なんか面白いことやろうとしてる?
私何したらいい?
あっ、あなたさん!ご無沙汰してます!
彼女も完全に面白がっている…。
あなた
チェウォン…
ギョンヒのこと、
なんて言って呼び出した?
チェウォン
特別なことは何も?『オンニの好きそうな
極秘案件発生してますけど、
2分で来られます?』って聞いただけです
あなた
…笑
チェウォン
さてと、私はここでのやることは
ほぼやったし…
今度はソヨンのフォロー行ってきますね。
仕事追われてるだろうし、
差し入れでもしてあげないと
あなた
助かる、ありがとう。

それじゃ皆さん、よろしくお願いします
こうして強力な助っ人を得た私は


そのままシステム部に残り、作業に
かかりきりになった。




途中、自分のデスクにいつまでも
戻らない私を心配したジョンハンから

何度かカトクが来ていたけれど、
それも未読スルーして



とにかく作業に集中した。











そして終業間際、ついに…













答えが、出た。

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