第2話

No.1
663
2020/08/26 21:37 更新
初めて話したのは入学式の一週間後
体があまり強くない私は風邪を引いて休んだ
友達を作るタイミングを逃し、一人でご飯を食べていた
そこに友達と購買に行ってたのか、パンを持って教室に入ってきた玲音くんが
入口玲音レオン
うっわ、弁当ちっちぇーな
と言った初めは嫌な言葉に思えたけど、玲音くんはすぐににっこり笑って
入口玲音レオン
病み上がりなんだから持たねーぞ?これやるよ
と言って持っていたパンを手渡してくれた。
結局そのパンはお腹がいっぱいになって食べられなかったんだけど…
その玲音くんの気遣いが嬉しかったんだ
私は一瞬で玲音くんがすきになり、気がつけば目でおっていた
友達のいなかった私をゲームに誘ってくれたり話し掛けてくれたりしてくれた
そのお陰で私も友達が沢山できて、今はとっても楽しい学校生活をおくっている
玲音くん…大好き
まぁ…そんなこと言えっこないけど
勇気が出たときのために私は手紙…ラブレターを鞄にいつもいれている
落とさないように気を付けなきゃ…
山崎 シュン
えーっと?
私の近くで、玲音くんと友達の山崎くんが何か言った
なんだろう?
そう思い山崎くんの方を見ると手紙を持っていた
なんか、私の手紙の封筒ににてるなぁ
山崎 シュン
拝啓玲音様
と、なにやら音読していた普通誰のかわからない手紙を音読するかねー
山崎 シュン
いつも見せる可愛い笑顔や
もしかして…これ私の手紙?
どうしようそんな私の気持ちとは裏腹にどんどん読んでいく山崎くん
山崎 シュン
突然キメ顔をする変なところ
やめてーっ!
入口玲音レオン
おいっ、やめろよ!
そんな私の気持ちを代弁するかのように立ち上がった玲音くん
そして、山崎くんの元にツカツカと歩いて手紙を取った
そして、封筒や手紙を隅々までみて首をかしげた
入口玲音レオン
あれ?差出人の名前がねぇ…
そう、私は名前を書いていなかった
手渡しで渡すつもりだったから
玲音くんは自分の席に座って手紙をよんだ
ドキドキと心臓がなる。
玲音くんはくるっと後ろを振り向いて私に言った
入口玲音レオン
これ奈保ちゃんの字に似てるんだけど違う?
ど、どうしよう~

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