第2話

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2020/09/17 09:00
□side

▽「今度さぁ遊びに行かない?もうすぐ夏休みだし」

〇「いいね!」

♡「どこ行く?」

□「室内がいい!」

〇「暑いもんなぁ」

▽「えー俺海とか行きたいよ」

♡「夏にしか行けないからね」

□「やだ!絶対外はいや!」

▽「たまには外で遊ぼうよ!いつもかさなんかさして!」

□「傘さすのには理由があるの!」

▽「じゃあなんでさしてんだよ!」

□「それは……」

▽「ほら言えないじゃん!いっつもそうだよな」

□「でも、これないと死ぬの!」

▽「知るかそんなもん!どうせ大げさに言ってるだけだろ」

まっすーが俺の傘を奪った

□「あっ!」

♡「ちょっとまっすー慶ちゃんに傘返して」

▽「ふんっ!どうせお前も嘘だろ?」

〇「小山?」

□「暑いよぉ〜」

俺はその場で倒れた

力が入らない、暑い

このまま死ぬ?

♡side

慶ちゃんから煙がでてきた

♡「やばい!死んじゃう!まっすー、早く返して」

▽「は?なんで!てか、日光当たっただけでそれは大袈裟だろ!」

〇「たしかにな、ゆうや教えてよ煙でてるのもおかしいし」

♡「……教えられないよ」

▽「なら返さない!」

♡「お願いまっすー、返して」

□「はぁはぁ」

♡「慶ちゃん……俺の傘使っていいよ」

□「だめ、だ、よ?」

♡「ううん、だって慶ちゃん」

♡「ボソッ((まっすーのこと好きでしょ?恋叶えて人間になってよ」

□「それならゆうやだってシゲのこと……」

♡「んーもういいや、慶ちゃんが生きてよ俺が死ぬから」

□「ううんゆうやが生きて、勝手に傘とってきたし嫌いになったから」

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