第2話

プロローグ
1,194
2024/02/11 19:35
おせちも
おせちも
こんにちは!!おせちもです!
はい!ここからプロローグ!!
みんながなんか闇抱えてるのでよろしくお願いします!
ーiemon視点ー
茶原 伊江
茶原 伊江
あーー……
俺は深いため息をついて、ベットに寝っ転がった。
茶原 伊江
茶原 伊江
明日から学校始まんのか…だる
嫌でも脳にこびりついて離れない、中学生の頃の記憶が蘇り、思わず眉をひそめる。
茶原 伊江
茶原 伊江
高校も、どうせ中学校と大して変わんないだろ
茶原 伊江
茶原 伊江
はぁー、あほらし
そう呟いて、俺は明日の準備もしないまま眠りについた。
ーウパパロン視点ー
水杉 雨羽
水杉 雨羽
明日はついに、入学式…!
水杉 雨羽
水杉 雨羽
めっちゃ楽しみだなぁ〜!!
水杉 雨羽
水杉 雨羽
っていっても、楽しいのは保健体育だけなんだけどねw
俺は明日の準備をしながら、1人で呟く。
水杉 雨羽
水杉 雨羽
にしても、やっぱ頑張ったかいがあったな!
水杉 雨羽
水杉 雨羽
星彩高校!!
水杉 雨羽
水杉 雨羽
…………
水杉 雨羽
水杉 雨羽
…勉強も、頑張んないと……
“勉強”という単語だけで、さっきとは打って変わって、ものすごく暗い気持ちになってしまう。
そんな自分が嫌だし、そろそろ勉強嫌いを直さないと、とも思ってる。
水杉 雨羽
水杉 雨羽
高校こそは、ちゃんと……
暗い表情のまま、ウパパロンは決意を固めた。
ーLatte視点ー
火野 羅輝
火野 羅輝
明日から高校、ねぇ…
私は壁に掛けてあるカレンダーを見て、1人呟いた。
火野 羅輝
火野 羅輝
私には、努力しかない。
…努力しか、出来ないんだから
火野 羅輝
火野 羅輝
周りに置いてかれないようにしないと…
寝不足でくまの出来た目を擦って、立ち上がる。
いきなり立ったせいなのか立ちくらみが起こり、
私はベットに倒れ込んだ。
火野 羅輝
火野 羅輝
………………
ールカ&ヒナ視点ー
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
おい、ヒナー?
柊鳴 陽菜
柊鳴 陽菜
ん?なーにルカ兄〜?
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
明日は入学式だろ?準備したのか?
柊鳴 陽菜
柊鳴 陽菜
ギクッ
俺がそう聞けば、ヒナは忘れてたと言わんばかりに肩をビクつかせる。
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
はぁー……
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
まぁ、俺がやっとくから。
ヒナは明日に備えて早く寝てろ
俺がそういえば、ヒナは嬉しそうに笑う。
柊鳴 陽菜
柊鳴 陽菜
はーい!
ありがとルカ兄っ!さっすが!!
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
はいはい
バタンッ🚪
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
………
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
高校……新しい場所、か…
今でも忘れられない、心も体もぼろぼろになって、
泣きながら俺を見てくるヒナが思い浮かぶ。
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
……ヒナは、俺が守らないと
ルカは、不安そうに顔を歪めた。
ードアの向こうでー
柊鳴 瑠夏
柊鳴 瑠夏
ヒナは、俺が守らないと……
ドアの向こう側から、微かに聞こえるルカ兄の声。
柊鳴 陽菜
柊鳴 陽菜
ごめん、ルカ兄…
柊鳴 陽菜
柊鳴 陽菜
私の、せいだ……
ヒナは今にも泣き出しそうになりながら、潤んだ声で呟いた。
ー八幡宮視点ー
八幡 四宮
八幡 四宮
学校……
新しい人達。
高校生にもなれば、なにが面白いか面白くないのかも変わってくる。
八幡 四宮
八幡 四宮
このままのキャラで、大丈夫かな……
『こいつは面白い』『変な人』
向けられる好奇の視線に、いつも怯えていた。
でも、そんな目を向けられるように仕向けたのは、誰でもない私だから。
八幡 四宮
八幡 四宮
保身の為に、『変人キャラ』
演じますかぁ…
明日なんて来なければいいのに。そう呟いた私は、
ごろっと床に寝っ転がり、長いため息をついた。
ーレイラー視点ー
紫雲 怜良
紫雲 怜良
あっ、明日はついに入学式かぁ!
紫雲 怜良
紫雲 怜良
新しい友達出来るかなぁ〜
自分でも声が震えていることに気付くくらい、
わざと明るい声でひとりごとを言う。
だって、そうしないと、あの声がまた蘇ってくる。
『おんなの子への“好き”と、おとこの子への“好き”は、ちがうんだよ?』

『ねぇれいらちゃん、はずかしがらなくていいから、好きなおとこの子教えてよ!』

『え?女子なのに女子のこと好きってまじで?w』

『好きになられたら困るんですけどw離れろよw!』
紫雲 怜良
紫雲 怜良
友達が出来ても、どうせ引かれる……
紫雲 怜良
紫雲 怜良
私が変なせい?
それとも、変だからって引いて、
おかしな目で見てくる周りのせい?
紫雲 怜良
紫雲 怜良
もう、わかんないよ…
レイラーはそう呟いて、諦めたように薄笑いを浮かべた。
ーみぞれ視点ー
白雪 霙
白雪 霙
明日から高校生活が始まるんだもん…
白雪 霙
白雪 霙
…いや、中学校とは違うんだもん!同じ中学校の人もいないし……
もう、指を指されて笑われないように。

気持ち悪い目で見られないように。
白雪 霙
白雪 霙
変わるチャンス、なんだもん
白雪 霙
白雪 霙
絶対に、絶対に……ぼくのこの秘密だけは、隠し通すんだもん
決意を胸にして、みぞれは明日の準備に取り掛かった。
ーぐさお視点ー
紅花 沙織
紅花 沙織
入学式の準備、もう1回確認しないと
そう言って私は、8回目の入学式の準備の確認を始めた。
紅花 沙織
紅花 沙織
うん、これでいい…よね。
紅花 沙織
紅花 沙織
……いや、もう1回
『完璧にならないとダメよ』
脳に直接お母さんの声が聞こえる。
「完璧じゃないとだめだ」
お母さんの言葉を繰り返すように呟きながら、
私はまた、9回目の確認をし始めた。
ーメテヲ視点ー
天羽生 夢輝
天羽生 夢輝
そういえば、明日から高校生活始まるんだよね…
天羽生 夢輝
天羽生 夢輝
はぁ、めんどくさー…
ぼふんっと、ベットに勢いよく座る。
天羽生 夢輝
天羽生 夢輝
どうせメテヲが女子か男子かどっちなの?って質問攻めにされるんでしょ?
天羽生 夢輝
天羽生 夢輝
別に男の子が髪長くてもいいじゃん…
自分の長い髪をいじりながら、深いため息をついた。
ーレイマリ視点ー
東雲 椎名
東雲 椎名
明日から新しい高校か〜、
なーんでこうも沢山人と関わらなくちゃいけないのかなぁ
東雲 椎名
東雲 椎名
俺はもう人となんか関わりたくないのに
『キャーーーーッッ!!』という甲高い声と、
心配して集まってくるクラスメイトの声。
一瞬で向けられる、嫌悪の目。
東雲 椎名
東雲 椎名
…まー、俺も人だけどw
そう言って、レイマリは自傷気味に笑った。
ーガンマス視点ー
音羽 響華
音羽 響華
学校では、おしとやかに、声は押えて、女性らしく……
私は、親に言われた言葉を繰り返して唱える。
音羽 響華
音羽 響華
私の音割れは女らしくない、か
音羽 響華
音羽 響華
女らしくなくても、仲良くしてくれる人はいるのに。
音羽 響華
音羽 響華
…まー、親の言うことは聞いとくのが
1番かな、納得いかないけど
ガンマスは不満そうに頬を膨らました。
ーぜんこぱす視点ー
熊野 善
熊野 善
あーーー
ぜんこぱすはベットに寝っ転がったまま、かすれた声を出す。
熊野 善
熊野 善
あーもう、どうでもいい。
明日から高校とか……
熊野 善
熊野 善
いや、どうでも良くないめんどくさい
つまらないなぁ…と呟き、僕は枕に突っ伏した。




ーめめんともり視点ー
篠森 愛芽
篠森 愛芽
…………………………
篠森 愛芽
篠森 愛芽
はぁ…
篠森 愛芽
篠森 愛芽
もうやだ…学校とか行きたくない……
篠森 愛芽
篠森 愛芽
なんでみんなここにくるかな…
篠森 愛芽
篠森 愛芽
……
私は音を立てて紙をくしゃくしゃに握りしめ、
そこら辺に投げ捨てた。



……それは生徒の手に入れることの出来ない、
学年名簿だった。
篠森 愛芽
篠森 愛芽
めめ村の皆は、私のことを知ったらどう思うんだろう……
めめんともりは不安でいっぱいの声で、震えている自分の手を握りしめた。

…廊下からバタバタした音が聞こえてくる

「奥様がお帰りになられました!!」
「お迎えの準備を!!!」













































篠森 愛芽
篠森 愛芽
あ“”ッッ































ーあとがきー
おせちも
おせちも
えっと……はい!プロローグ終わりです!!
長くなってごめんなさい〜
これ、実は書き溜めしていて、
茶子さんが来る前に書いたやつなんですよ。
内容は少し変えてますけどね!
茶子さんも後々登場します!!
なんかみんな闇抱えてますね〜
ため息ついたり呟いたりしてる(書いたの私)
次から第1話です!学校生活始まります!
お楽しみに!!
追記・ちなみに、投稿頻度はバラバラです!

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