第55話

🏜️寮編 Episode2-3 『 サバナクローの仔猫ちゃん♡ 』
371
2025/10/13 11:00 更新














どれくらい経ったのかもう分からない。
朝も夜も曖昧な部屋で、私は息をしている。

レオナ先輩は時々、無言で髪を撫でてくる。
ラギー先輩は笑いながら食事を運び、
ジャックは隣に座って、ただじっと私の手を握っている。


レオナ 🦁
レオナ 🦁
もう、外にでなくてもいいよな



レオナの低い声が、耳元に落ちた。


あなたのリアル本名 下の名前
何..言ってるんですか..、
レオナ 🦁
レオナ 🦁
...あなたのリアル本名 下の名前、お前は外で何を見た?誰が居た?俺等以外の奴等に何を言われた?
レオナ 🦁
レオナ 🦁
思い出してみろよ



思い出そうとしても、記憶が霞んでいく。
誰かの笑顔、赤いカーテン、誰かの、温かい手……。
全部がぼやけて、遠くなる。


あなたのリアル本名 下の名前
...
レオナ 🦁
レオナ 🦁
重い出せねぇだろ?



レオナ先輩が優しく笑う。
その笑顔が、怖いほど優しい。


レオナ 🦁
レオナ 🦁
それで良い、お前の世界は此処で”完結”してる、俺と、ラギーと、ジャックでな
あなたのリアル本名 下の名前
...でも私は、”外”を知らないふりなんて出来ないです...
レオナ 🦁
レオナ 🦁
出来るさ、俺がそう”書き換えて”やる



彼の指先が私の額に触れた瞬間、
熱い砂の中に沈むような感覚が走る。
意識がゆらぎ、心が砂に混ざっていく。


あなたのリアル本名 下の名前
っや、やめてください..っ!!私は..あなたのリアル本名 下の名前はっ..!
レオナ 🦁
レオナ 🦁
――あなたのリアル本名 下の名前?



レオナ先輩がその名前を口にした瞬間、
ほんのわずかに、空気が揺れた。


レオナ 🦁
レオナ 🦁
はっ..だからこそ壊したくねぇ
レオナ 🦁
レオナ 🦁
”名前”はそのままで良い、だが意味は俺が変える
あなたのリアル本名 下の名前
い、意味、...っ?
レオナ 🦁
レオナ 🦁
あなたのリアル本名 下の名前は”俺等の為に笑う子”
レオナ 🦁
レオナ 🦁
あなたのリアル本名 下の名前は”俺等を信じて生きる子”
レオナ 🦁
レオナ 🦁
あなたのリアル本名 下の名前は――”俺等の、可愛い仔猫”だ♡
あなたのリアル本名 下の名前
やだ..っ嫌ですっ!そんなの..



叫ぶ声を、後ろからラギー先輩の腕が包み込む。
その抱擁は優しくて、息ができないほど甘い。


ラギー 🐅
ラギー 🐅
ねぇあなたのリアル本名 下の名前さん、もういいッスよ?頑張らなくて
ラギー 🐅
ラギー 🐅
”外”なんか気にしなくて良いッス
あなたのリアル本名 下の名前
..ラギー、先輩..?
ラギー 🐅
ラギー 🐅
だって俺等がずっと側にいる、笑ってくれればそれで良いんスよ
あなたのリアル本名 下の名前
っでもそれは..!
ジャック 🐺
ジャック 🐺
”でも”は禁止だ



ジャックが低く言い、そっと髪を撫でた。
その手が、優しいのに冷たい。


ジャック 🐺
ジャック 🐺
俺等が望むあなたのリアル本名 下の名前でいてほしい
ジャック 🐺
ジャック 🐺
.....其れがお前の幸せだと思う



――幸せ。
その言葉が、遠くで何度も響いた。


レオナ 🦁
レオナ 🦁
あなたのリアル本名 下の名前、笑ってみろ



レオナ先輩の指が顎を持ち上げる。
唇が勝手に動いて、微笑みの形をつくった。

……違う。
これは私の笑顔じゃない。

でも、彼らは満足そうに笑っていた。
レオナ先輩は穏やかに、ラギー先輩は嬉しそうに、ジャックは安堵して。

そして私は、気づく。
“外”を思い出そうとするたびに、
視界が砂に覆われることに。



砂の粒が記憶を削り取っていく。


私の心はもう、書き換えられてしまったのだ。


サバナクロー寮全員
サバナクロー寮全員
あなたのリアル本名 下の名前♡/あなたのリアル本名 下の名前さん♡



3人ががそっと呼ぶ。
その声に、反射的に微笑んでしまう。


レオナ 🦁
レオナ 🦁
..いい子だ♡



レオナ先輩の手が頬を撫でた。
心が、砂の底に沈んでいく。












































??





薄暗い廊下の奥で、3つの影が静かに立っていた。

――やっぱり面白いねぇ
あのサバナクロー寮が”所有”に走るなんて”レア”じゃない~?



”フロイド”が壁にもたれながら、にやりと笑う。


ふふ、彼等の独占欲はもはや学園全体の歪みを象徴してますね



”ジェイド”が静かに言葉を継ぐ。
その瞳の奥には、計算と好奇心が光る。


...”心の書き換え”、興味深いじゃありませんか
もしかしたら、取引の材料になるかもしれませんね



”アズール”の声が響いた。

彼の手元には、あなたのリアル本名 下の名前の古い写真。
まだ“笑っていた頃”のあなたのリアル本名 下の名前が写っていた。


フロイド 🦈
フロイド 🦈
そ~だ、良いこと思いついたぁ♪
フロイド 🦈
フロイド 🦈
2人ともちょっと耳貸して
ジェイド 🐬
ジェイド 🐬
?
アズール 🐙
アズール 🐙
..?
フロイド 🦈
フロイド 🦈
..――――――
アズール 🐙
アズール 🐙
..なるほど
ジェイド 🐬
ジェイド 🐬
ふふ、其れは名案ですね
アズール 🐙
アズール 🐙
...次は、我々の出番ですよ
アズール 🐙
アズール 🐙
――あなたのリアル本名 下の名前さん...♡



暗闇の中、アズールの眼鏡が光を反射する。

そして、新たな波が忍び寄っていた――。












































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『 ”貴方の新しい家です” 』















フロイド 🦈
フロイド 🦈
次回からはオレ等の番だねぇ♪
ジェイド 🐬
ジェイド 🐬
どういう風になるのか、楽しみですね
アズール 🐙
アズール 🐙
2人とも、”準備”を始めますよ
フロイド 🦈
フロイド 🦈
はぁい
ジェイド 🐬
ジェイド 🐬
了解です










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