第12話

第2章 chapter1 ヘルマ王国
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2021/09/16 13:34 更新
男の勝負を終え。新たにアマリザとわかゔぁを仲間に加えて早朝に村を出発したこたつ達。

道中ワイワイと話し合いながら進んでいると太陽が真上に登る頃にはこたつとタローが所属するギルドがあるヘルマ王国へと到着した。
わかゔぁ
わかゔぁ
うわ〜……
アマリザ
アマリザ
すげぇな…
山育ちのアマリザとわかゔぁには王国は未知の領域。人の多さや活気のある城下町にただただ圧巻されていた。
タロー社長
タロー社長
こんなもんで驚いてたらアカンで(笑)
こたつ
こたつ
そやで!後でたんまりと案内したるから
まずはギルドに報告や!






〜ギルド【Glanz】〜








ギルドへと到着したこたつ達はさっそく受付で報告を済ませた。





タロー社長
タロー社長
これで報告も終わったし任務完了やな!
タロー社長
タロー社長
じゃあ先に飯でも食おや!
ギルドの飯なかなか美味いねんで!
こたつ
こたつ
おぉ!ええなそれ!ちょうど腹減っててん(笑)
報酬も出たとこやし、今日は俺が奢るからはよ行こ!
enn
enn
やったぁ〜こたつ太っ腹〜♪
ゑむ氏
ゑむ氏
腹減ったぁ〜
報告を済ませたこたつ達はお昼時というものあり、ギルドの食堂で食事をする事にした。
こたつ
こたつ
あ〜腹減った〜、何食おっかなぁ
タロー社長
タロー社長
俺はやっぱ生姜焼きやな〜
こたつ
こたつ
今日は残すなよ(笑)
タロー社長
タロー社長
分かっとるわ(笑)
あみか
あみか
あれ?、こたつくん!?
こたつ
こたつ
え!あみか!?なんでおるん?
あみか
あみか
ママがここの食堂のオーナーさんと知り合いで、奥さんが産休に入るので今日はちょっとヘルプで来てるんです、あみかもお手伝いしてて!こたつくんは?なんかの依頼ですか?
こたつ
こたつ
そうなんや、今日は報告だけやねん
昼時やし、飯でも食おかと思ってな
あみか
あみか
なるほど〜、…で、あのぉ〜、
気になってたんですけど、そちらのお2人って…?
タロー社長
タロー社長
あぁ、あみかは知らんよな
さっき報告した依頼で色々と助けてくれたアマリザとわかゔぁ。俺らの仲間になったばかりやけどいいヤツらやから仲良くしてやってや(笑)
あみか
あみか
そうなんですね!
あみかです!よろしくお願いします!
ゔぁリザ
ゔぁリザ
よろしく!
ゑむ氏
ゑむ氏
あみか〜俺らは無視〜?
あみか
あみか
ゑむ氏〜久しぶりですぅ〜。ennちゃんも音ちゃんも!ほらっ!こっち!ちょうど席あいたから座ってください!すぐにメニュー持って来ますね!
席に着き、あみかが持って来たメニューで食事を選ぶ
あみかママ
あみかママ
皆久しぶり!はいお水。
ゆっくりしてってや、あ、あみかもよかったら先に休憩行く?こたつくん達と食べたら?
音羽
音羽
そやそや、おいで、あみか〜
あみか
あみか
うん!ありがとうママ!
じゃあ、手だけ洗って来る!
enn
enn
ふふっ、相変わらず元気やなぁ〜。
それにしてもママさん、中々忙しそうですね
あみかママ
あみかママ
まぁね〜、やっぱり村の食堂とは違うよね(笑)量も人も多い多い(笑)。

あ、そや。最近物騒な事件があったんやけど…
こたつ
こたつ
物騒な事件?
あみか
あみか
ただ〜いま〜!…って、なに?どうしたん?
あみかママ
あみかママ
あぁ、おかえり。
ほら、最近あった事件。船の
あみか
あみか
あー!、あれね。
確かにこたつくん達は知っといた方がいいかも
タロー社長
タロー社長
あみか?なんなんや?その事件って
あみか
あみか
えっと…
あみかから聞いた事件と言うのは
最近、王国の外交を担う商船がモンスターに襲われるという事件だった。いつもの時間に港に着くはずの商船がいつまで経っても来ず。様子を見に行った船乗りまでもが襲われた。命からがら逃げてきた船員の話によればモンスターの全貌は把握出来ず、海底から伸びる白い数本の触手が船に絡みつき商船を沈めたという。
あみか
あみか
…って事があって、商船が止まってしまってて
ギルドが動くって話してるみたいですけど…なんか団員さんが別のクエストに出払ってしまってるみたいで戻って来しだい早急に!って言ってはいるんですけどやっぱり納得いかない人もいるみたいで…
タロー社長
タロー社長
ふーん。なるほどなぁ(チラッ)
こたつ
こたつ
…………ニヤッ
タロー社長
タロー社長
(あー、やっぱりな)…はぁ
enn
enn
こたつ。行くのは良いけど、せめてご飯食べてからにしてや
わかゔぁ
わかゔぁ
そうそう、もう俺ら腹ぺこなんで
アマリザ
アマリザ
俺、もうこれって決めたんで!
特大カツカレー!
こたつ
こたつ
え、えー……
あみかママ
あみかママ
はははっ、皆お見通しみたいやね!(笑)
じゃあ急いで作ってくるね!
それぞれが注文した料理に舌鼓をうった後。
ギルド団員であるこたつとタローの2人はさっそく、ギルドマスターの部屋へと向かった。


2回のノックの後、中から聞こえた声を合図に扉を開ける。
こたつ
こたつ
失礼します!マスター!お久しぶりです!
ギルドマスター
ギルドマスター
ん?おおっ〜!こたつか!
久しぶり!タロ社も!元気そうだな!
タロー社長
タロー社長
マスターこそ。相変わらずお元気そうで(笑)
ギルドマスター
ギルドマスター
いやぁ〜(笑)はっはっは!
元気だけが取り柄だからなぁっ〜
それより今日はどうした?
こたつ
こたつ
今日は先日もらった依頼の報告に来たんです
…で、食堂で商船が襲われたって聞いて。マスターなら詳しい話聞けるかなって
ギルドマスター
ギルドマスター
もう耳に入ってんのか。…さては食堂で聞いたな?まぁ、いいんだが。
そう、つい先日に商船が襲われてな。丁度その船に助っ人に行っていたウチの団員に聞いたのだが、ある海域に入った途端に海が荒れ始め、海中から数本の触手が出て船を丸ごと沈めようとし始めたと。その団員がいうにはその触手は恐らく「クラーケン」というモンスターの物らしい。…で、もちろんすぐにそのクラーケンを討伐に向かいたいのだが、ちょうど団員が出払ってしまっていてな…。困っているのだよ。
タロー社長
タロー社長
なーんだ、そんな事なら任せてくださいよ!
こたつ
こたつ
俺らでそのクラーケン、討伐して来ます!
ギルドマスター
ギルドマスター
おぉっ!本当か!それは助かる……のだが。
そのクラーケンというモンスターは中々厄介なヤツでな。勿論、2人の実力を信じていない訳ではないのだが厳しい戦いになる。それを分かっていて、ではお願いしますと言う訳にはいかない。やはり他の団員が戻ってくるのを待って…
こたつ
こたつ
あ、待ってください!その点なら大丈夫です
ギルドマスター
ギルドマスター
ん?どういう事だ?
こたつ
こたつ
実は…
こたつはこれまでのenn達と出会った経緯を話した。
ギルドマスター
ギルドマスター
…ふぅむ。なるほど
確かに、仲間がいるなら問題はない。 それに話を聞く限り信頼関係もしっかりできているみたいだな。……よし、良いだろう。この1件、2人に任せる!仲間と協力し、商船を襲うクラーケンを討伐してくれ!
タロー社長
タロー社長
はい!任せてくださいマスター!
こたつ
こたつ
すぐに討伐して来ます!
ギルドマスター
ギルドマスター
あぁ!頼んだぞ!




ギルドマスターからクラーケン討伐の依頼を受け、食堂で待つenn達の元へと戻った。




enn
enn
……なるほど。クラーケンか…確かにちょっと厄介やな
アマリザ
アマリザ
え?そんなに?
enn
enn
うん、ただでさえ船を沈める程大きいんや。
その上触手で攻撃されるやろうし、クラーケンはイカみたいなモンスターやねんけど確か火を噴くって何かの本で読んだ
ゑむ氏
ゑむ氏
は?イカが火を噴く?
タロー社長
タロー社長
うーん。確かに船で火を噴かれたら逃げ場がなぁ
わかゔぁ
わかゔぁ
海に逃げる訳にもいかないですしね
こたつ
こたつ
おいおい、何ビビってんねん。
大丈夫や!火なんか噴く前に討伐したらええだけの話やろ?
enn
enn
いや、こたつ?あのな…?
タロー社長
タロー社長
そうやな!俺らなら大丈夫やろ!
それに、ギルドが出してくれる船は特別製で商船より耐久力は全然高いからちょっとやそっとじゃ燃えたり壊れたりせーへんしな!
アマリザ
アマリザ
おっしゃ!やったろやないかい!
わかゔぁ
わかゔぁ
じゃあ、まず準備しましょ!
enn
enn
え…いや…え…
ゑむ氏
ゑむ氏
…………
何やらもうすでにやる気満々の男子軍に押されて流石のennも黙ってしまった。
そんなennの肩をゑむ氏がぽんぽんと優しく叩いて慰めた。

















あみか
あみか
………………

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