第11話

第1章chapter5 男の勝負
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2021/09/13 12:09 更新
アマリザ
アマリザ
はあああああああ!!ぅらっ!
走った勢いそのままに振りかぶった大きな斧をこたつめがけて振り下ろす。





ーーーギンッッ!




こたつ
こたつ
ぅおっ、なかなか重い攻撃するやんけ
アマリザ
アマリザ
んなことゆって、片手で受け止めてるやんけ…クソっ!
その攻撃はこたつに届く事は無く、
こたつが持つ大剣で軽々と受け止められる。
アマリザ
アマリザ
まだまだぁっ!!
もう一度、斧を握り直し、こたつへ突っ込んでいく。







わかゔぁ
わかゔぁ
よけないと痛いですよ!!うらっ!!
わかゔぁによって放たれた数十本を超える矢がタローに向かって雨のように降り注ぐ。
タロー社長
タロー社長
よっ!ほっ!
ほらほらどーした!1本も当たってないぞ!
わかゔぁ
わかゔぁ
ははっ…、やっぱそう簡単にはいかんか
…やったら次や!!
わかゔぁも諦めずにタローに向かって行く。
















enn
enn
……なんなん?一体
音羽
音羽
ん〜…汗
なんて言うかなぁ〜汗
ゑむ氏
ゑむ氏
多分こたつとタローにしか分からん事なんやろな
enn
enn
なんやそれ…
てゆーか、こんな戦ってまでする事なんか?話し合ったら済むんやないの?
ヴァイキング族長
ヴァイキング族長
がっはっはっ!
嬢ちゃん。それが男という生き物よ!
音羽
音羽
え、族長さん
ゑむ氏
ゑむ氏
いつからそこに
ヴァイキング族長
ヴァイキング族長
何やら門の方が騒がしいと思って来てみれば、面白いことになっておるのぉ
enn
enn
何言うてるんですか!面白いなんて…、
ヴァイキング族長
ヴァイキング族長
まぁ、待て待て。
…良いか、男と言う生き物はな。話し合いで語るよりも、自らの拳で語り合った方が分かり合える事があると言うのを理解しておるのじゃ、本能的にな。例え傷ついたとしてもそこから相手を知り、新たな絆が芽生える。そこで合わなければその時じゃ。男とはそんな馬鹿な生き物なのじゃよ……じゃが
族長は胸の前で筋肉質な太い腕を組み。未だ戦う男4人を見据えながら言う。
ヴァイキング族長
ヴァイキング族長
…あの4人は、大丈夫そうじゃの
enn
enn
な、なんでそんな事言えるんですか…
音羽
音羽
ennちゃん、落ち着きって
ゑむ氏
ゑむ氏
よーみて見ぃ。あの4人
enn
enn
………っ!
そこでennが見た光景は





こたつ
こたつ
はぁっ……はっ……はぁ…、
な、…なかなか、やるやんけ…
アマリザ
アマリザ
こたつさん…こそっ…そろそ……ろ、
限界でしょ…
タロー社長
タロー社長
ぜぇ……ゲホッ…はっ、
案外しぶといな…お前…
わかゔぁ
わかゔぁ
俺だって…負け…たくないですから……
既に武器は手元を離れ、それぞれ近くの地面に刺さっている。それでも尚、素手で殴りあっていた。痣だらけの顔に笑み浮かべて。
アマリザ
アマリザ
これで最後や…いくぞわかゔぁ!
わかゔぁ
わかゔぁ
おう!
ゔぁリザ
ゔぁリザ
うおおおおおらあああっ!!
わかゔぁとアマリザ。2人は同時に駆け出す。
こたつ
こたつ
ぐっ!!
タロー社長
タロー社長
グフッ!
2人の渾身の拳はこたつとタローの顔面にめり込む。そして4人はそのまま力尽き、仰向けに倒れ込んだ。
砂煙に混ざり荒い息遣いが聞こえる。
こたつ
こたつ
はぁっ…ゲホッゴホッ!
は、ははっ、はははっ!
タロー社長
タロー社長
なーに笑ってんねん!
へへっ…、キモイぞ!こたつ!
こたつ
こたつ
そーゆうタローも笑っとるやんけ
アマリザ
アマリザ
あー、クソっ、
全然倒れへんやけんけ…
わかゔぁ
わかゔぁ
しょーじき、舐めとったわ…ほんま
タロー社長
タロー社長
いやぁ〜、でもなかなか強いで2人とも
こたつ
こたつ
ほんまにな、俺の武器弾かれたの久々やわ
そして一瞬の間を置いて4人は笑い合う。
こたつ
こたつ
おっしゃ!もう1戦やっ!
タロー社長
タロー社長
かかってこい!2人とも!
アマリザ
アマリザ
まじ元気やな!やったろやないかい!
わかゔぁ
わかゔぁ
今度こそやったりますわ!
再度戦闘体制に入る。
だがぶつかり合う前に4人の頭上から大量の水が降り注いだ。
こたつ
こたつ
うおっ!
タロー社長
タロー社長
ぶあっ!?
アマリザ
アマリザ
え、冷たっ、え
わかゔぁ
わかゔぁ
なんやねん急に!
音羽
音羽
もーその辺にしとけって…。まじで
どうやら音羽が魔力を使い、4人に水を浴びせた様だ。
こたつ
こたつ
おいコラ音羽っ!
今からって時に何してんねんっ!
タロー社長
タロー社長
そーや!これは男の戦いなんやぞ!
音羽
音羽
いや…だから…。
あ…。あーー、もう知らん。俺止めたからな
こたつ
こたつ
?。さっきから何言うてん
え、てか…お前らもどうした?
ゔぁリザ
ゔぁリザ
あ、いや、その
タロー社長
タロー社長
なんやなんや、遠慮せんと言ったれや(笑)


ーーーードゴオオオンッッ!
急に大人しくなったゔぁリザにタローが近づいた時、タローの目の前に武器を作るための資源である金属が入った木箱が落下した。
タロー社長
タロー社長
うおおっ!?
ゔぁリザ
ゔぁリザ
ヒィッッ!?
こたつ
こたつ
え、まてまて…
enn
enn
………
ゑむ氏
ゑむ氏
………
音羽
音羽
(  ;˙³˙)~ᕷ
その木箱を投げつけたであろう人物の方を反射的に見る
ennゑむ
ennゑむ
あんたらァ(お前らァ)…
タロー社長
タロー社長
あー…。2人とも?ちょっと落ち着いて…
ennゑむ
ennゑむ
いい加減にせぇよッッ(しろやッッ)!!
こたつ
こたつ
うおおああああっ!?
アマリザ
アマリザ
ちょっ!まって!?マジすんません!!
わかゔぁ
わかゔぁ
ごめんなさいっっ!!
タロー社長
タロー社長
ちょっ…!まてって!音羽助けろ!!
音羽
音羽
アー、ナニモキコエナイー(棒)
タロー社長
タロー社長
おいっ!…って、うわあああ!
遂にブチ切れた年上組女子2人が男子4人にそれぞれ攻撃をし始めた。それに焦って逃げ惑う男子軍。







暫くの間、女子による怒りの鉄槌を受け、わかゔぁとアマリザは頭にタンコブを、こたつとタロ社はそれぞれ片頬に真っ赤な手形をつけながら正座で説教を受けた後、なんとか全員で謝罪して落ち着いた。
enn
enn
……ふぅ。分かったならええねん
ゑむ氏
ゑむ氏
もうやらん事やな
男子軍
すいませんでした…
ennとゑむ氏の前に1列に並びしゅん…。と謝罪をする。
音羽
音羽
ほ、ほらっ!説教はその辺にしてはよ出発しよや!
城下町着く前に日暮れてまうし!な?
タロー社長
タロー社長
そや!よーゆーた音羽!こたついくぞ!
こたつ
こたつ
おうっ!
ここぞとばかりに駆け出すタローとこたつ
ゑむ氏
ゑむ氏
あ、おいっ!……ほんま調子ええな
enn
enn
ふふっ…笑
まぁ、アイツらしいけどな
音羽
音羽
俺らも行こう〜
enn
enn
そやね、じゃあ行こっか
女子も2人に続き、門をくぐる。
こたつ
こたつ
…あれ。おーーい、アマリザわかゔぁ!
なにしょん!はよ来いよ!
わかゔぁ
わかゔぁ
え?
アマリザ
アマリザ
え…あ、俺らも行っていいんすか?
タロー社長
タロー社長
??。なに言うてるねん、当たり前やろ
お前らはもう仲間や
こたつ
こたつ
ほら〜、はよ行くで!
音羽
音羽
ほらほら!リーダー様も待ってるから
はよ行くぞ!
音羽がアマリザとわかゔぁの背を押す。
enn
enn
族長さん。お騒がせしました。
ヴァイキング族長
ヴァイキング族長
おうっ!息子が世話になる。よろしく頼む。
わかゔぁも、こちらの事は気にすんな!ワシからおふくろさんに伝えておく、行ってこい!
アマリザ
アマリザ
おとん…、ありがとう!いってきます!
わかゔぁ
わかゔぁ
ありがとうございます!いってきます!
こうして、新たな仲間を加えてヴァイキングの村を後にし城下町へと旅立った。

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