第9話

7話
1,719
2021/02/13 15:38
─数日後
あの日から数日が経ちついに明日青城との練習試合
俺は大分バレー部に溶け込んでいった。
…まぁ、まだ入部はしてねぇけども



…それにしても…
あなた

あぁ〜、ねっむ…

クラスメイト
なに、眠いの
あなた

古文はマジで無理。退屈

あぁー、今日は部活だるいなぁ…
サボっちゃおうかな…
影山飛雄
おい白石!サボろうなんて考えてねぇだろうな!?
あなた

はひぃっ!?

クラスメイト
お、おぉ…影山が白石と話してる…
女子
はぁぁぁぁっ!
イケメン同士で喋ってる!!!
クラスメイト
あぁ…そう言えば影山も女子に密かにモテていたんだった…
クラスメイト
白石の方は密かにじゃねぇけどな
影山飛雄
おらっ!行くぞ!
あなた

わわっ!ちょ!行くから!離してよ!

影山は俺のシャツの襟を引っ張り引き摺るように教室から俺を引き離した
あなた

…てか、俺まだ喋ってたかったんだけど

影山飛雄
あぁ?そんなのいつでも喋れるだろ
影山は首を傾げながら言った
影山飛雄
部活は限られた時間にしか出来ないんだ。



…なるほど。だからこいつは何事にも一生懸命なんだな…
バレー部に仮入部してから数日。
まだ全然影山のことは知らないけど何となく分かってきた
こいつはまじでバレーが好きなんだ
俺が家族と喧嘩してたり、ゲームしてる時もこいつはバレーをしていたんだ
あなた

やっぱお前、すげぇな

影山飛雄
は?何の話だ
また影山は首を傾げた
影山飛雄
…って!やべえじゃねぇか!
部活出来る時間が減る!早く行くぞ!
そう言って影山は俺を置いていき進む
あなた

…うん!

俺は影山の背中をおうように走った














そして追いついた俺は影山の背中を叩いてやった
だけど影山は攻撃してきたと勘違いして俺のお腹に思いっきりグーパンをいれた

…心外。

プリ小説オーディオドラマ