気がついた兎耳山は、十亀と思いをぶつけ合った
そして、兎耳山からの言葉
そして
兎耳山は立ち上がって、ジャケットを脱ぎ、梅宮へと手渡す
え、何してんの!?
獅子頭連の頭取は兎耳山以外考えられないよ!?
そう言って深々と頭を下げる兎耳山
だが
梅宮は拒否をした
うん、そうだったな、梅宮はそういうやつだったな……!
兎耳山と十亀は口をぽかんと開けて固まっていた
いやわかる、わかるぞ、梅宮いい意味でぶっ飛んでるよな!
会場も、何が何だか分かっていない様子だった
大丈夫、私もよくわかってないから
兎耳山の目には、光が宿っていた
打ち上げ打ち上げ!!
いつぶりだろうなー、こんなの
空気はすっかり和んで、私も安心できた
ってか普通にお腹減った
朝は食パンそのまま食ってきただけだもん
みんなケンカ後なのによくご飯食べれるよねー
呑気だなぁ
と言いながら私も食べますが
いや、私はタイマン参加してないからノーカン
だよねぇ!?
やっぱにれ君とは気が合うわー
おっとここにも!
貴方十分細いですよ……?
これ以上細くなってどうするんすか、死ぬ気ですか?
というか貴方がダイエットするんなら私はどうなるんですか?
おっ、この唐揚げうまそうだな
うーむ流石は飲み屋街、つまみはうまいねぇ
もしや……毒!?
なーんてね、もちろん履修済み
お、どうするんですか?
桜君
うう……泣けてくる……誰かティッシュをぉ
会話のドッヂボールとは
あ、キャッチボールか
ここにもかい
前言撤回させて、比喩の天才だった
確かに
梅宮国語得意だろ
そして英語も得意って、あんさん何者?
兎耳山と十亀は顔を見合わせた
にっと笑顔を見せて、兎耳山の皿につくねを置いた
わあ、美味しそう……私も後で食べよ
梅宮……貴方本当に高校生?
言動が大人すぎるのですが
ハッとした様子の桜
てっぺんへの思いがあるもんねー
担ぐ?
お祭りわっしょい!!
背負ってるものがデカすぎる……
やっぱ梅宮大人だろ
ころんと寝っ転がる兎耳山
え?守りたい
ええ子しかいないんか?この世界には
えっとー、お、ラスト焼き鳥ある!
頂きぃ!
あまりの美味しさに目を輝かせる
全員がじっとこちらを見つめてきた
私にとってはこれが普通なのだが……
急に引きそせられた先は、蘇枋の腕の中だった
ど、どしたん?話聞こか?
なんじゃあ、このおかしな空気はぁ




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。