第2話

学校に“お兄ちゃんバレ”事件発生!?
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2026/04/12 10:55 更新
友達
「ねえ、あなたってさ」
昼休み。

平和にお弁当食べてたはずなのに──
友達
「なんか普通じゃなくない?」
来た。

一番来てほしくないやつ来た。
あなた
「え、どこが?」
なるべく平然を装う私。
友達
「いやさ、昨日の帰り」
嫌な予感しかしない。
友達
「めっちゃかっこいい男の人、あなたのこと迎えに来てなかった?」
──終わった。
(誰!?誰来たの!?)

頭の中で昨日を高速再生。

…あ。

思い出した。

樹お兄ちゃんだ。

しかも普通に学校の前まで来てた。

バカなの??
あなた
「え、違うよ?親戚!」
即答。

スピード命。
友達
「え〜?なんか距離近くなかった?」
あなた
「いや親戚ってそういうもんじゃない?」
あなた
「いや知らんけど」
なんとかごまかした…はず。

はずなんだけど。
友達B
「てかさ」
別の子がスマホ見せてきた。
友達B
「この人に似てなかった?」
画面に映ってたのは──

SixTONES の写真。

しかもドアップ。

心臓、暴走開始。
あなた
「に、似てないよ!!?」
声裏返った。

やばい。

完全にやばい。
友達
「でもさ〜」
友達
「背も高かったしさ〜」
友達
「オーラすごかったよね〜」
やめて。

分析しないで。

名探偵やめて。
キーンコーンカーンコーン

チャイムがこんなに神に聞こえたの初めて。
友達
「続きあとでね〜!」
あなた
やめてって言ってるのに。
放課後。

私は全速力で帰ろうとした。

今日は絶対に誰にも会わせない。

兄たちにも会わない。

そう決めたのに──
ジェシー(五男)
あなたー!」
ありすぎる声。

振り向かなくてもわかる。

このテンションは

ジェシーお兄ちゃん。



(なんでいるの!!!???)

ゆっくり振り返ると、

そこにはめちゃくちゃ目立つ人影。

そして──

クラスメイト数名、しっかりこっち見てる。

終 了 の 鐘。
ジェシー(五男)
「迎え来たよー!」
手振ってる。

やめて。

ほんとやめて。



私はダッシュで近づいて、
あなた
「なんで来たの!?!?」
小声で叫ぶ。
ジェシー(五男)
「え?だって暇だったから!」
理由が軽い。

軽すぎて逆に重い。
あなた
「今日バレかけたんだけど!?」
ジェシー(五男)
「え、マジ!?それやばくない?」
“他人事トーン”やめてほしい。



その時。

後ろから声。
友達
「あなた〜?」
ゆっくり振り向く。

そこにはクラスメイト。

完全に見られてる。
友達
「え、その人…」
詰んだ。

完全に詰みました。



その瞬間、

ジェシーお兄ちゃんが一歩前に出て

ニコッて笑って言った。
ジェシー(五男)
「初めまして〜!」
いや初めましてじゃないのよ。
友達
「え、めっちゃかっこよ…」
「え、誰?」

「芸能人?」

ざわざわが広がる。

やばい。

止まらない。



(お願いだから誰か止めて!!)

心の中で叫んだ、その時。
じゅり(三男)
「おいジェシー、何してんだ」
低い声。

救世主その2。

樹お兄ちゃん登場。

いや来なくていいのよ今日は。
「え、もう1人来たんだけど」

「ちょっと待って無理無理」

「え、なにこれ」

クラス、大混乱。



そして私は思った。

これはもう、

隠すフェーズじゃない。
あなた
「…帰るよ!!!」
全力で2人を引っ張る私。

後ろではまだざわざわが止まらない。



明日、絶対聞かれる。

確実に聞かれる。

100%逃げられない。



私の“普通の学校生活”は、

たった今、音を立てて崩れた。
第3話予告🔥

「ついにバレる!?教室での公開処刑スタート」

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