髪を整えて
濃すぎず薄すぎず、スッピンを装ったメイクをして、
最後におつまみやお菓子を持ってジミナの家へ向かう。
ルンルン気分で夜で暗い、街灯の光が差し込む道を歩いていると
??「ねーねー、おねーさんひとり?」
「……」
さいあく、ナンパだ。
??「むし?」
「……」
??「ねぇえねえ」
あーもううるさい
「なんですk……って、テヒョンさん?」
TH「いひ、女の子が夜道をひとりで歩くなんて…危ないよ?」
「あ、ごめんなさい…(?)」
TH「……どこ行くつもり?髪も整えて、軽くメイクしてるよね。男?」
なんでバレてんの……
「いや……、これからコンビニ行こうと思って…、その……。」
TH「……ふーん。」
「……」
TH「じゃあついてk……(( 「ダメですさようなら!!」
付いてこようとしていたテヒョンさんを適当に流し、ダッシュでジミンの家へと向かった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。