第12話

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2024/04/17 07:55
-翌日-
ギルダ
ギルダ
さお、
匟効・゜ンゞュ・ムゞカなど党員が集たる䞭ギルダが口を開いた
ギルダ
ギルダ
昚日から゚マにずっず䌝えたくおうずうずしおたこずがあるの
グむッず゚マに近づいお蚀う
ギルダ
ギルダ
具合が悪なったなら早蚀わんかい
゚マ
゚マ
ぎ、ギルダ 
ギルダ
ギルダ
いい
倒れるたで我慢ずかダメ。絶察ダメ
゚マ
゚マ
あは、あはは
ギルダ
ギルダ
返事は
゚マ
゚マ
ハむ
ギルダ
ギルダ
倧䜓゚マはい぀だっお無茶がすぎるのよ
耳切るのだっお圓初の蚈画にはなかったし死んだら終わりじゃ無茶しすぎんな
゚マ
゚マ
いやでも、ほら 
ギルダ
ギルダ
でもじゃない
゚マ
゚マ
 
(なたえ)
あなた

もっず蚀ったれギルダ
゚マ
゚マ
あなたのニックネヌムたで 
レむ
レむ
蚀われおやんの
匟
匟
レむもだよ
突劂向けられた矛先にたじろぐレむ
匟
匟
囮になったっお聞いた
レむ
レむ
いや、あれは な
匟
匟
レむはあのトカゲみたいな鬌も1人でやっ぀けようずしたんでしょ
レむ
レむ
あれも ほら、な
効
効
远っ手盞手に鬌ごっこずか正気
(なたえ)
あなた

匟
匟
はいじゃあ゜ンゞュに聞いおみよう
゜ンゞュ
゜ンゞュ
あなたのニックネヌムが居なければ10:0で死んでた
レむ
レむ
あなたのニックネヌム
匟
匟
レむを远いかけおた远っ手を倒したのはあなたのニックネヌムなんだよ
レむ
レむ
は お前、
(なたえ)
あなた
レむはあの時、俺を゚マ達に合流させおいち早くミネルノァに䌚いに行かせる算段だったんだろうが、゜ンゞュも蚀った通りそれじゃあ明らかにレむは食われおた
レむ
レむ
 、
それたで堪えおいた匟効らがレむに泣き぀く
レむ
レむ
 悪かったっお、
゜ンゞュ
゜ンゞュ
そういえば聞きたかったんだが、
あなたのニックネヌムはなにか戊闘経隓ずかがあるのか
(なたえ)
あなた
ん ないよ、才胜✌🏻
レむ
レむ
腹立぀ 
ドン
ドン
゚マ達が心配しおくれおるのず同じように今回俺たちみんなすげぇ心配したんだよ
ドンの真っ盎ぐな蚀葉にハッずする゚マずレむ
匟
匟
うん、ギルダもアンナも泣きそうだった
ギルダ
ギルダ
助けがいるならそう蚀っお、蟛かったら蚀っお、我慢しないで 
゚マの手に瞋るようにしおギルダが蚀う
ギルダ
ギルダ
私達だっお頑匵るから、䜕ずかするから。危なかったらたず自分が逃げお お願い、お願いだから、自分を倧切にしお。
ギルダの声に、静かなしかし慈愛に満ちた声で゚マが答える
゚マ
゚マ
 ごめんね、ありがずう皆
䞀転しお、掞窟の䞭で、皆で固たっおご飯を食べおいる

そこで出された、レむが䜜ったずいう食事を口に運んでいるのだが、
゚マ
゚マ
なにこれ、
口にした者が次々に矎味しい、矎味すぎるず口に出す
レむ
レむ
料理
誰だっおそんなこずは承知の䞊。
そんな䞭゚マが勢いよくツッコむ
゚マ
゚マ
なんでなんで
どうやったらこんなに矎味しく出来るの
レむ
レむ
別に ムゞカに教わった通り䜜っただけ
(なたえ)
あなた
嘘蚀え。俺には適圓にぶち蟌んでるようにしか芋えなかったぞ 
レむ
レむ
じゃ、才胜だわ✌🏻
(なたえ)
あなた
あ俺の真䌌だ
ドン
ドン
チクショヌ
ここから鬌2匹、人間16人の共同生掻が始たった

ドン
ドン
着いたヌ
ドンが歓声をあげる。無理もないだろう
目に芋えお党員に疲劎感が溢れおいる
゜ンゞュ
゜ンゞュ
この先すぐ先から地䞊ぞ抜ければ、
そこはもう森の出口だ
前方を指さしながら゜ンゞュが蚀う
ムゞカ
ムゞカ
今日は䞀晩䌑んで明日朝地䞊ぞ出よう
匟
匟
じゃあ僕達はご飯の準備するね
効
効
私達は薬草を぀ぶそう
マルクやゞェミマ達が口々に蚀い、各々仕事に取り掛かる
ムゞカ
ムゞカ
みんな本圓に芚えが早いわね
それぞれ働きを芋せる匟効にムゞカが呟いた
(なたえ)
あなた
だろ自慢の匟効だよ
ムゞカ
ムゞカ
お兄ちゃんの教育が良いのでしょうね
(なたえ)
あなた
お䞊手ですね
゜ンゞュ
゜ンゞュ
最初俺はちゃんずしおるのぱマずレむずお前だけだず思っおた
(なたえ)
あなた
初芋ならそう思うよ
゜ンゞュ
゜ンゞュ
だが共に時を過ごしおよく分かった
あの時、レむが奜き勝手やれたのもこの家族きょうだいあっおこそなんだずな
(なたえ)
あなた
そうだね、りチは人数が倚いのにバランスがいいんだよ
ムゞカ
ムゞカ
ふふ、私はレむず貎方の関係も特に玠敵だず思うわ
(なたえ)
あなた
俺ずレむ
゜ンゞュ
゜ンゞュ
恋人同士だろ
ムゞカ
ムゞカ
あら、そうだったの
(なたえ)
あなた
、残念ながら"ただ"違ぇな
あなたのニックネヌムはレむに目線を移しながら答える
゜ンゞュ
゜ンゞュ
ただ 
ムゞカ
ムゞカ
やだ、キュンキュンするわ
(なたえ)
あなた
 なんだか2人にはここで別れおもたた䌚えそうな気がする

だから次䌚う時たでにいい報告ができるようにするから、楜しみにしおお
゜ンゞュ
゜ンゞュ
はっは、楜しみだ
ムゞカ
ムゞカ
うふふ、そんなこず蚀われたら期埅しちゃうわね
(なたえ)
あなた
だから2人ずもそれたで無事でいおね
ムゞカ
ムゞカ

゜ンゞュ
゜ンゞュ
俺達がなにかに远われおいるかのような蚀い方だな
(なたえ)
あなた
分かるよ、仮説を立おるにはもう十分の情報が入っおる
ムゞカ
ムゞカ
それ 聞かせお
(なたえ)
あなた
いいよ

俺の仮説はこう 君たち2人は人間を食べなくおもその容姿ず知胜を保぀こずが出来る。しかし、この䞖界の䞊局郚は人間蟲園で利益を生めなくなる為に2人の存圚を良く思っおいない。
故に2人を抹消しようず あるいは抹消枈で生き残りが2人か。

 っお感じかな
ムゞカ
ムゞカ
 驚いたわ
゜ンゞュ
゜ンゞュ
ほずんど間違いない
(なたえ)
あなた
知胜のない野良鬌の存圚・远っ手2匹の䞊䞋関係・人間に酷䌌しおいる゜ンゞュずムゞカの容姿。

鬌の䞖界には䞊䞋関係があっお゜ンゞュずムゞカに比べお远っ手の鬌の方が暩力はありそうなのにより人間に䌌お綺麗なのは2人だった。

雑魚鬌に関しおは人間の圢を保おない亜皮かずも考えたけどニンゲンを食べなきゃ人間らしくなれないずした方が远っ手の雑魚鬌ぞの察応ずか色んなずころで蟻耄が合うからそう思った
ムゞカ
ムゞカ

(圌なら、本圓にこの䞖界を倉えおしたうかもしれない)
゜ンゞュ
゜ンゞュ
 あなたのニックネヌム
(なたえ)
あなた
ん
゜ンゞュに手招きされお匟効から離れた所たで移動する
゜ンゞュ
゜ンゞュ
これを。お前がただの戊闘センスの塊だったら枡すのを躊躇したが、今の思考力ず情報収集胜力があるなら安心しお枡せる
゜ンゞュの手から枡されたのは倧きな鎌。
刃は鋭く磚かれおおりずおも鋭利でちゃんず手入れが行き届いおいるのがわかる
(なたえ)
あなた
手に取らずずもわかる、明らかに䞊物。
俺が受け取っおいいの
゜ンゞュ
゜ンゞュ
あぁ、俺には別の獲物があるし
なんだかこれはあなたのニックネヌムが䜿った方が良い気がする
(なたえ)
あなた
そこたで蚀っお貰えちゃったら 
お蚀葉に甘えお受け取らせおもらうよ
゜ンゞュから長く倧きな鎌を受け取る

手から感じるずっしりず重い力に口角が䞊がった
゜ンゞュ
゜ンゞュ
 䌌合っおる
(なたえ)
あなた
そう
鎌を手に慣れさせる為に軜く振り回す




゜ンゞュ
゜ンゞュ
(手に銎染むたでが早すぎる )
(なたえ)
あなた
こんなもんかな、めっちゃ䜿い易そうだ
ありがずう、゜ンゞュ
匟
匟
お別れは寂しいよう
効
効
だね 
地䞊に出るいうこずは、ムゞカや゜ンゞュずの別れが差し迫っおいるずいうこず


明るい雰囲気の䞭でも、別れに察する寂しさを口にする子たちがいるのは圓たり前


この森に入り6日目。
ずうずう出口にたどり着いた。

゜ンゞュ
゜ンゞュ
この先南に䞋ればお前たちの目指す堎所だ
効
効
やだやだムゞカやっぱお別れなんお嫌
匟
匟
もう少し䞀緒にいられない、
レむ
レむ
甘えちゃダメだ、
2人には2人の行き先がある
俺達も自分の力で生きおいけるようにならないず
゜ンゞュ
゜ンゞュ
倧䞈倫だ、荒野を歩いおいる限り鬌に出くわすこずは無い。䞊手く行けば今倜にはミネルノァさんに䌚えるさ
(なたえ)
あなた
色々ありがずな、゜ンゞュ
゜ンゞュ
゜ンゞュ
こちらこそ、いいもの芋させおもらった
レむ
レむ
あなたのニックネヌム、゚マ、行けるか
゚マ
゚マ
うんじゃあね、゜ンゞュ・ムゞカ
本圓に、本圓に ありがずう
ムゞカ
ムゞカ
たた䌚いたしょう
鬌ずの共同生掻、終了
あなたのニックネヌムside

゜ンゞュ・ムゞカず別れおから数時間、
日も暮れお匟効達の䜓力は限界に差し掛かっおいた

匟
匟
埌どのくらいもうすぐかなぁ
レむ
レむ
゚マ、珟圚地は
゚マ
゚マ
確かめおみる
゚マがペンを取りだしお起動する
゚マ
゚マ
 ここだ、ここがB06-32
匟
匟
は
゚マ
゚マ
間違いない、今私たちがいるここがB06-32地点
効
効
どうする ここ䜕も無いけど
蟺りを芳察しおも建物どころか生き物の気配すらない



たぁこの感じ...
地䞋に秘密基地的なのがあるのだろうなず掚枬しお蟺りの地面を手圓り次第蹎っお感觊を確かめる
効
効
り゜぀きヌ
アリシアずクリスティが倧声を出す
効
効
ここにいるっお蚀ったじゃん
匟
匟
蚪ねおおいでっお蚀ったじゃん
効
効
だから来たのにヌ
レむ
レむ
スッキリしたか
レむの問いに先皋たで叫んでいた2人は倧きく頷く
レむ
レむ
たあ聞け。ミネルノァが二぀の䞖界を行き来しおいる本人なら、い぀も鬌の䞖界にいるずは限らない。それに鬌がいないずいっおもわかりやすい目印ずか立おずくわけにはいかねぇだろ。゚マ、ペン
゚マ
゚マ
はい
レむ
レむ
昚日の倜続きを芋たんだ。
途䞭たでしか芋られなかったペンの情報䞭身の続き。
ギルダ
ギルダ
そこに䜕か
レむ
レむ
いや䜕も、正確には䜕も芋られなかった。
次の情報に進めないんだ、正しい答えを入れたのにだ。ノヌマンも詳しく芋ろず指瀺しなかったのは、ハりスじゃ芋られなかったから
(なたえ)
あなた
぀たりはその指定された䜍眮たで移動する必芁がある
レむ
レむ
そう、それがB06-32

レむがハッずした顔をする
レむ
レむ
地䞋ぞの入口がある 
出おきたのは地䞋シェルタヌぞの入口
゚マ
゚マ
入ろう
梯子を䞋りる
レむ
レむ
人間甚の地䞋シェルタヌか
(なたえ)
あなた
゚マ、気を぀けお。
ドアの向こう、2人ほどいる
奥から薄らず挂う気配に譊戒する






゚マが音のする郚屋をノックした
俺たちの呚りにはピリッずした空気が走る


この気配は...久しぶりの懐かしさもある気配に胞が高揚する
ナりゎ
やぁ、長旅ご苊劎。
ようこそ、B06-32シェルタヌぞ
クロヌネ
クロヌネ
久しぶりだね
(なたえ)
あなた
無事だったかクロヌネ
俺の発蚀に家族党員が驚いた

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