時刻は夜中1時
やりたいだけ勉強をした。
とわ言っても、5時間ぐらい机に向かってたかな。
………こんだけじゃ、まだまだだな。
そんなことを思いながら寝る準備をし始める。
もちろん、ベットには徹が寝てるから、床で寝るよ?
歯磨きをし、お風呂に入って髪を乾かす。
ブォ-……
数分して乾いた髪をクシでとかし、
自分の部屋に行く。
及「ん……あなた…、…?…… 」
「あ、起きた?」
目を擦りながら体をのそっと起こす徹。
及「……何してんの?」
「見ての通り今寝るところなんだけど 」
及「ダメだよ!!ベットで寝なきゃ!!」
「さっきまで徹寝てたじゃんか」
及「そ、…そうだけど………」
頬を掻きながら私を抱く。
何故か今日だけ暖かい腕と胸に冷たくなった自分の体が熱くなる。
「……疲れてたでしょ?……寝たら?」
及「…んー、…もうちょっとこのまま……」
カクンと、顔が下がりつつあるのに、一緒にいたいとかなんとか((
肩に頭を置く徹を優しく小さい子をなでるみたいに撫でてみた。
及「言っとくけど…俺の方が上だからね?」
そういった徹の顔は真っ赤になっていた。
「…うん、…知ってるよ、そんなの」
なんか、可愛くて思わず笑うと頬を抓られた。
なんでよ(
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!