不仲組だいすき ✌️
✔ 学パロ ✔ ほのぼの
「 してないです ! 」なんて頬をふくらませて言えば、幼馴染の三人は呆れたように笑う。
も〜〜、流さないでよ!?
ヤケクソに購買で買ったパンを齧る。
すると、ふと後ろから手が伸びてきて、そのままぎゅっと抱き締められる。
目を見開くと同時にふわっと大好きな匂いに包まれて。
耳元で響いたあの人の声。
飲み込む瞬間に聞こえて、咳き込みそうになるのを耐える。
僕の顔を覗き込んで嬉しそうに笑って、僕を抱きしめる力をきゅっと強めてきて。
一気に心臓が速くなり、顔に熱が溜まる。
ぼふっと顔を赤くした僕を見て、僕の彼氏、らっだぁさんは目を細めて「 んはw 」なんて笑った。
僕の彼氏がかっこよすぎてうざいです!!!!
誰もいない放課後の教室、ゆっくりと扉を閉めて振り返れば、顔を真っ赤にした大好きな彼女が離れたところに立っていて。
腕を広げれば、しにがみくんは目を見開いて、萌え袖になった手で口元を隠し、目を逸らす。
なんて聞けば、こく、と小さく頷くしにがみくん。
もーほんとに、可愛いんだから。
両腕を開いたまましにがみくんの方に歩けば、しにがみくんも、控えめだけれど腕を広げてくれて。
揺らぐ瞳と目が合って、そのまま小さな彼を優しく抱き締める。
ぎゅ、と抱き締める力が強くなった。
…かわい。
頬に手を添えて、腰を引き寄せて、強制的に顔を上に向けさせる。
俺の服をきゅっと掴むしにがみくんは、うさぎみたいに白い肌を真っ赤に染めていて。
弱々しい声で俺の肩を押し返すしにがみくん。
大きな瞳からは、羞恥心からか涙が零れ落ちる。
ウーン、可愛すぎるかも、うちの彼女。
ウザいって言ってる割には、力抜けちゃって俺に体預けてる癖に。
言おうと思ったけどやめた、ぐいぐい行き過ぎて嫌われたら元も子もないからね。
体をふるっと震わせるしにがみくんの頭を撫でて、優しく抱き締めた。
可愛い可愛い彼女の貴重なデレなんだから、しっかり堪能しないとね。
ツンデレすぎる受けは可愛くない。 リクエストあれば是非!!!ネタ切れです











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。