前回のあらすじ
七森は重要人であるぴいの場所へと向かった
ぴいと七森は"あの日"を元に話をしていた
そしたら次第にぴいの洗脳が解け、、?
彼らの狙いを知った2人は皆の元へと向かった
--------キリトリ線--------
富理side
急に黙るあっきぃに俺は不思議に思った
きっと頭の中にある霧のことだろう
確かに俺の頭の中にも霧のようなモヤがあった
思い出さなければならないようなそんな気がした
その時だった
偶然窓から見えた者に俺は酷く見覚えがあった
そう思った瞬間、酷く頭痛がした
何なんだ、これは、、
俺は何か忘れているのか、、?
その際頭の中の霧が晴れたような気がした
俺は急いで外へ出た
何で忘れていたんだろう
忘れてはいけないはずだったのに
俺はそう思いながら、走った
俺がそう言った途端、その場の主導権は
俺が握っていた
俺は思わず驚いてしまった
アマルの眼に映っていたのは光なんてもの
じゃなかった、、
ただの欲望と闇だけだった
俺のせいで、、真冬さんがやられているのか、、
俺が此奴らの目的だとしたら
俺にすべき事はただ1つ、、
そう言ってアマルは少し離れた所で連絡した
俺は少し渇いた笑顔でそう言った
その笑顔を見て、真冬さんは悲しい表情をしていた
俺は最後にボロボロになった真冬さんに軽く
治癒魔法をかけた
俺は信じる
仲間を、そして必ず救ってみせる
だから、助けに来てくださいね?
俺はあっちで待ってますから
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!