吉田仁人side
日曜日の9時、俺は駅前のベンチに座って本を開いていた。
本を読んでいたら9時になった合図の時計の音が鳴り響く。
咄嗟に周りを見渡すと、佐野くんが駆け寄ってくるのが見えた。
もう少しかわいいことが言えないものかと一瞬思ったが、自分には到底できそうにないとすぐに諦める。
そうやって思考を巡らせていると、佐野くんの視線が俺に向いていることに気がつく。
かわいいなんて言われたことないから照れ隠しでこういうこと言ってしまう。
ほんとかわいくないなって思うけれど、
でも佐野くんは、それすらも理解しているようなにやにやした表情を浮かべている。
ど直球で2回も言われたらさすがに照れる、、
くそっ余裕そうな表情しやがって、、
恥ずかしさを紛らわすように俺は言葉を発した。
正直コーヒーはお腹に溜まらない。
空腹には抗えないので、おとなしくついていこうとしたその時、
手にぬくもりを感じた。
ただの友達なのに、。
佐野くんに触れられた手が熱くて、
自分が意識していることを実感してしまった。
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チリンっチリンっ
「いらっしゃいませ~!」
お店に入ると、店員さんの明るい声が聞こえる。
佐野くんの声のあとすぐに案内される。
モカ色の壁に白の床。
カフェ内はきれいに掃除されていて、植物や小さな写真などがたくさん飾ってあった。
なにより目にはいったのは、
そのお店にはかなり本格的なコーヒーサイフォンがずらっと並んでいた。
インスタントコーヒーで簡単に作れる今の時代ではあまり見かけないため、珍しい。
コーヒー好きからしたら堪らないものだ。
興奮して思わず佐野くんの方を見ると、満足気に笑みを浮かべていた。
ほんの少しドヤ顔をしながら言う佐野くんは子供みたいで 、かわいらしかった。
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切るタイミングわからん笑
一旦切ります~
ほんとに忙しいが過ぎる、、
私生活もネットの世界も充実させたい欲張り人間すぎて、笑
テスト期間だからこれも自動更新だし、しばらくコメントの返しとかも激遅です💧申し訳ない🥲












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!