吉田仁人side
廊下から聞こえてくる足音と声。
窓からは西日が差し込んできて、、
少しだけ眩しかった。
そんな教室で俺は1人、無くした腕時計を探していた。
すごく大切な時計だったので、放課後1人でさがしていたのだ。
ドンッ
しゃがんだ体制のまま机にぶつかってしまう。
机にぶつかった衝撃である一冊の本が落ちてきた。
深く考えずにそれを手に取る。
その本は手のひらサイズで、どちらかといえば手帳というような感じだった。
とっさに持ち主の手がかりを探そうとしてその本を開いた。
“俺はもうすぐ死ぬ”
“脳の病気”
“手術しても治らない”
その本には達筆な字で書かれた、普段聞かないような言葉が並んでいた。
“死” “病気”
驚きのあまり声もでなかった。
クラスメイトに突然こんな告白をされた。
しかもほとんど話したことない人、。
どう反応したらいいのかわからなくて、
でも無反応って訳にもいかなくて、
曖昧な返事をしたらすぐにつっこまれた
佐野くんの顔にずっと浮かべられていた太陽みたいな笑顔が
一瞬、、、、
一瞬だけ。
切なそうな笑みに変わった。
いつの間にかお互い自己紹介してて、
俺が名前を言うとすぐに佐野くんがポケットからなにかを取り出した
おそらく理科の授業のときに落としてしまったのだろう。
返してもらおうと思って手を出したら、
佐野くんがいたずらっぽく笑った
それだけ言い残して佐野くんは教室から出ていった。
明日は日曜日で学校は休み。
正直わざわざ日曜に出かけるのは億劫だが
時計を返してもらうためなら行くしかない。
それに、、
佐野くんの少しだけ切なそうな笑顔が頭の中に残っていて
彼の出ていった教室の扉を
みてしまっている自分がいた。
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しーんーれーんーさーい
なんかぱっと思いついたんだけど
以外と脳内で話がまとまっちゃって、
せっかくなら連載しちゃおうと思って!笑
まだ結末は大まかにしか決まってないから
どうなるのか私もわかりません!笑
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よろしくお願いしますです!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。