第4話

P.3 少女マンガ
1,273
2024/07/11 11:00 更新
吉田仁人side

店員
お待たせいたしました~
佐野勇斗
ありがとうございます。

佐野勇斗
んじゃ食べるか~!!
*吉田仁人
いただきます、
佐野勇斗
いただきまーす
注文して10分程度で料理が届く

俺が頼んだのはお店の名物のパンケーキと、コーヒー。


見るからにふわふわそうなパンケーキを2人で一斉に口にいれる。
佐野勇斗
うまっっ!!!!
*吉田仁人
おいしいっ!
パンケーキはふわっとしていて軽く、口のなかでとろけるような食感をしていた。


そのままの勢いでコーヒーも飲む。
*吉田仁人
ん~!
やはりインスタントとは違い、深みのある味をしている。


味わいながらパンケーキとコーヒーを楽しんでいると、こちらを見ていた佐野くんと目が合った。

こっちを見ている佐野くんの顔があまりにも愉快そうだったので声をかける
*吉田仁人
なんですか、?
佐野勇斗
じんと、口にクリームついてる、笑
*吉田仁人
え、どこ、!!?
咄嗟に口周りを確認するがわからない。
佐野勇斗
ぎゃくぎゃく笑笑
佐野勇斗
こっち、笑笑
*吉田仁人
へ、、?
スッと伸ばされた佐野くんの手が俺の口元に当たる。

すると佐野くんは指先についたクリームを当たり前のような顔をしてなめた。
佐野勇斗
あまっ笑
*吉田仁人
ちょまて、//
*吉田仁人
お前は少女マンガのヒーローか、!?
佐野勇斗
ちゃんと3次元だわ笑
そういうことじゃないって、、/


照れたの隠すように口にコーヒーを含む

そのタイミングで佐野くんもカップを持ち上げていて、

ふと気がつく
*吉田仁人
あれ、?紅茶?
佐野勇斗
あーうん。
*吉田仁人
コーヒーじゃないんだ
佐野勇斗
ぁっえっと、、
*吉田仁人
...もしかして、?
*吉田仁人
コーヒー苦手、?
佐野勇斗
いちっおう、、の、める、、/
少しそっぽを向きながら明らかにごまかすように言う彼は、さっきまでの余裕そうな顔とは対称的で、
*吉田仁人
ふふっ笑
*吉田仁人
かわいいとこあるんだね笑
つい“かわいい”と口に出していた。
佐野勇斗
あーもう!
佐野勇斗
かっこわりぃ、、/
*吉田仁人
コーヒー苦手なのに僕のためにこのお店にしてくれるとこ
*吉田仁人
優しいですね、笑
ただ素直にそう思った。

自分には詳しくはわからないが、
佐野くんはいつか自己紹介かなにかで言った
俺の「コーヒーが好き」という情報を覚えていて、

あえてこのお店を選んでくれたのだろう。


それは紛れもない佐野くんの“優しさ”である。




急に佐野くんが黙るから変なことを口走ったのかと不安になり、佐野くんの方をみる。
*吉田仁人
っ......
佐野くんはこちらを見ながらいとおしそうな目をして微笑んでいて、

それはどこか懐かしいような笑顔だった、

次回から病気の話になるからね、一回少女マンガいれときます笑

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