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第5話

P.4 “隠したもの”
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2024/08/22 01:00 更新
吉田仁人side
*吉田仁人
ご馳走様でした
佐野勇斗
ごちそうさまでしたー!
あっという間に2人とも完食し、
お皿もカップも空になっていた



「おいしかったね!」とか言い合って、

そろそろ帰る雰囲気になる。
*吉田仁人
ごめん、一瞬お手洗い行ってくるね
佐野勇斗
ん、ああおっけ









お手洗いの場所がわからず、少し時間がかかってしまったため、慌てて戻った
*吉田仁人
佐野くん、遅くなった、、
佐野勇斗
わ、、、!
あまりにも驚いたような反応をされたため、こちらまで驚いてしまう
*吉田仁人
どうか、した?
佐野勇斗
あっいや、。
そのとき佐野くんが何かを手で隠したような仕草をしたのが目に入った。
*吉田仁人
なんか、隠した、、?
佐野勇斗
ん、いやなんでもない。
*吉田仁人
絶対なんか隠したじゃん!
俺が身を体を近づけ、隠したものを見ようとしたときだ



、かしゃん




床に何かが落ちる音がした

おそらく隠していたものが机の振動で落ちてしまったのだろう。
*吉田仁人
あっごめん、
俺のせいで落としてしまったのは事実のため、慌てて拾おうとしゃがみ込んだ
佐野勇斗
じんと、!おれがひろう、っ!
*吉田仁人
え?
佐野くんが慌てて止めるより先に
俺は“落ちたもの”すなわち、
佐野くんが“隠そうとしたもの”が見えてしまった。
*吉田仁人
っ、、!
見なかったフリをして佐野くんの顔を見ずにソレを拾って渡す。
*吉田仁人
はい、。
佐野勇斗
見ちゃったでしょ、もう 笑
*吉田仁人
ごめん、、。
佐野勇斗
いや、、逆に、  
き、つかわせて 、ごめん 笑
*吉田仁人
ちがっ、 !
佐野くんが悪いんじゃないから、。


楽しかった時間が一瞬にして沈黙へと切り替わる。



何かもっといい言葉をかけてあげたいのに

いい言葉が見つからなくて、

自分の不器用さを痛感して嫌になる。


沈黙を破るように佐野くんが言った。
佐野勇斗
ちゃんと話そっか、!
*吉田仁人
うん 。
佐野勇斗
俺の病気の話と、 これの話、。

そう言って佐野くんが手に掲げたのは

さっき俺が見てしまったもの。


それを見ると目の前にいる彼は病気なんだと痛いほどに実感させられてしまう、







大量の“薬”だった。













長らく更新していなくてすみません、、

ちょっとずつこのお話の本題に入っていくので
まだまだ飽きないでいてくださると嬉しいです👍🏻

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