目の色が透き通った赤色。
この色がウチの通常の目の色じゃないことなんて、誰でも分かる。
すぐに原因を調べるために、スマホで検索する。
でも、目が赤くなるような病気の症状はなかった。
開いている病院を検索して、近くの病院が開いていることが分かったから、身支度を整え、病院に歩いて向かう。
病院に着くと、以外と空いてて、すぐに呼ばれた。
検査の結果は、
「殺人病」
この病気は、発症例がとても少なく、「奇病」とされている。
こんなふざけたような名前の病気だけど、症状は酷いモノだった。
症状が軽い時は、目が赤くなるだけで済む。
段々重くなるにつれ、目の痛みが増してくる。
最終的には自我が無くなる。
そして、自分の大切な人、愛する人を手にかけてしまう。
こんな病気に、ウチはなってしまったのだ。
毎月、症状の変化を検査するために、病院に通うことになった。
モモりんには言うつもりは無い。
症状が重くなってきたら、家を出て行く。
モモりんを手にかけたくない、というのは、誰でも思うことだろう。
ウチが家を出て行く、モモりんから少しでも遠くに行くことで、誰も傷つくことが無くなる。
ウチだけでいい。
悲しむのは、
傷つくのは、
苦しむのは───。
投稿遅くなってしまいすみません…。
内容が全然思い浮かばなかったです…。
小説を消すことは絶対にないのでそこは安心して下さい!!
次の投稿も気長に待ってくださると嬉しいです♪
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。