第20話

🏐 20 🏐
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2023/11/12 12:52 更新


あのまま朝練をサボり教室に戻った


そのまんま授業を受けて


昼休みがやってきた



菅原孝支
 なぁ日向、明日の朝から俺がトス上げたろーか?



壁打ちでもしようかと思ったら


菅原さんの声が聞こえ理由もなく壁に隠れた


日向翔陽
 ほっ…ほんとうに!?ですかっ!?


翔陽の声もし、知らない間に身体が震えた


菅原孝支
俺これでも烏野の正セッターだぞ
スパイクの練習したいんだろ?
日向翔陽
あっハイ!おれスパイク大好きで!
決まると気持ちいいし何より
カッコイイし!
菅原孝支
ハハッ!
随分スパイクに思い出があるんだな
日向翔陽
はい!中学の時はセッターは居ても…
3年になるまで俺とあなたしか部員
居なくて…いつもバスケ部の友達に
手伝って貰ってました
日向翔陽
部活引退した後も一年生とか
ママさんとか女子のセッターとか
色んな人に上げて貰ったけど
日向翔陽
どんなに仲が良くて友達でも本当の
チームメイトになれるわけじゃ
なかったから…だから
日向翔陽
高校行ったらどんなセッターが他に
居んのかなって









日向翔陽
期待して…来たんですけど…
菅原孝支
だから俺もセッターだってば!
あげてやるって
日向翔陽
いや…でもここで菅原さんに上げて
貰ったら…なんか…ま…負けた気が
するっていうか…
菅原孝支
日向は何でそんなに影山に
張り合うの?俺ならできるだけ
強い奴とは争いたくないけどなあ
日向翔陽
中学の試合…影山は何をやっても
上手くて…背もおれよりずっと
デカくて…とにかく強くて…
目の前に立たれるのがスッゲー嫌でした
南 あなた
(分かる)


それは一緒に経験した


日向翔陽
だから、その影山を倒してやろうと
思って烏野に来たんですけど…
菅原孝支
ふーん…じゃあ日向はさ
影山を倒したくてバレーやるの?
日向翔陽
えっ!?えーと…影山を倒せる
くらい強くなりたいんです、
そうすればもっと色んな強い
相手とも互角に戦えるし、
試合で簡単に負けたりしない
日向翔陽
おれ、もう”負けたくない”です



……負けたくない


あの日 あの試合で経験したあの屈辱


もう味わいたくない


菅原孝支
ふーん、つまり今んとこ日向の中で
同年代最強の位置付けにあるのが
影山って事か
日向翔陽
エッ…いっ…い…は…んいぃ…


「はい」って言いたくないんだな…苦笑


菅原孝支
最強の敵だったなら、 
今度の最強の味方じゃん
日向翔陽
んぅ~~~~








日向翔陽
それに俺、あなたにも謝りたいんです
南 あなた
……
菅原孝支
なんで?
日向翔陽
酷いことしたからです
日向翔陽
俺が振りまわして
日向翔陽
俺が頼んでセッターやってもらったのに
日向翔陽
影山に構い出して
日向翔陽
そのせいで苦しめてた
日向翔陽
だから____
菅原孝支
だとさ、あなた
南 あなた
…ぇ、
菅原孝支
バレバレ、そんなので
隠れてるつもりだった?笑


そう言われ、壁から出た


日向翔陽
あなた…
南 あなた
翔陽、






幼馴染
ごめん




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