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第1話

告げられる
273
2025/01/25 15:53 更新
僕のスマホから、着信音が鳴り出した
すまない先生
すまない先生
もしもーし!
○△病院
○△病院
あ、すまない様でよろしかったでしょうか?
すまない先生
すまない先生
え?あ、はい
○△病院
○△病院
私、○△病院の者です。
すまない先生
すまない先生
お医者様が僕に…何を…?
○△病院
○△病院
お宅の生徒さんが、心臓病により入院されています
すまない先生
すまない先生
え!?昨日は学校に…
○△病院
○△病院
それはブラックさんが私達、医者に外出許可を出すようにお願いされたからなんです
すまない先生
すまない先生
嘘……だろ…?
耳に届いたその一言が、現実のものだと認識するのは時間がかかった。
心臓が一瞬止まったように、胸が締め付けられている感覚に襲われる。
ブラック君の笑顔が、何気ない日常が頭のなかで掛け巡る。まるで砂の城が崩れるように、消えていくように錯覚に襲われる。
「どう……して?」と心の中で叫ぶが、答えはどこにもない。ただ、胸の奥から湧きあがる無力感が、自分を押しつぶしていく。
視界がにじみ、涙が頬を伝わってもそれすら気づけないほど、頭の中は真っ白だった

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