第21話

第21話
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2024/07/21 13:02 更新
目黒side.


目 「はぁ...寒いな。」

阿 「あっ、めめ!お待たせ。寒い中ありがと。」

目 「いいんだよ。ん?ケーキ貰ったんだ?」

岩 「あ〜俺が買ってプレゼントした。」


いつもの場所で阿部ちゃんのバイト終わりを待っていると、阿部ちゃんが出てきたと同時に岩本さんも出てきた。

あれから阿部ちゃんへの好きアピールは減ったものの、まだ俺としては要注意人物に変わりはない。

現に今だってめちゃくちゃ顔近いし。阿部ちゃんももっと危機感持ってほしいよ。


目 「そりゃどうも。阿部ちゃん行こ。」

岩 「阿部改めて誕生日おめでと。2人で飯行こうな!」

目 「行かせねーーよ!!そしたら俺も着いてくから。」

阿 「ふふっ笑 ありがとー岩本くん!」


あーあーあーそんな天使みたいな笑顔見せちゃだめだよ。ほら、岩本さん顔緩みまくってるじゃん。

早く2人っきりになりたくていつまでも手を振ってる阿部ちゃんの手を恋人繋ぎにして家に足を進めた。

阿部ちゃん家に着くと暖かくて落ち着く。


阿 「めめっ、めめめめっ!なにこれどしたのっ!」

目 「ん〜阿部ちゃんの為に頑張って作った。」

阿 「すごいすごい!ね、食べてもいいっ?食べよ!」

目 「ははっ、可愛い。」


今日は阿部ちゃんのお誕生日なんだよね。

だから、バイトまで送ったあと阿部ちゃん家に来てサプライズで阿部ちゃんの好きな物を作ってみた。

あ、不法侵入じゃないからね。実は少し前に合鍵を作ってくれてそれを渡してくれたんだ。

「好きな時にいつでも来ていいからね」って!


阿 「いただきまーす!.....うぅ〜んうまっ!!」

目 「良かった。」

阿 「ありがとうめめ。嬉しい、です。」

目 「なんで急に敬語なの?笑」


夜ご飯を食べてケーキも食べて、お風呂も入り終わり、今はソファの上でゆっくりしている。

俺の足の間に阿部ちゃんを座らせて後ろから抱きしめてるんだけど、初めてじゃないのにやっぱり慣れないのかずっと耳が赤くて可愛い。

照れてるところ見るともっとって思っちゃうんだよね。阿部ちゃんは反応が一々可愛いから余計に。

少しだけ抱きしめている腕に力を入れて俺に完全に体重を預けるようにし、赤く染った耳に触れるだけのキスをする。


阿 「ひゃ!?ちょ、めめっ!」

目 「だって阿部ちゃんの耳ずっと真っ赤で可愛かったから。」

阿 「っんぁ...待って.....んっ.....ぁ.....みみっ...やぁ...」

目 「阿部ちゃん耳弱いんだね。」


もうちょい意地悪したくて耳の周りや中を軽く舐めると今にも泣きそうな顔で俺を見つめてくる。

あまりの可愛さに頭を抱え、そのまま強引に唇を奪う。

舌で唇をトントンとすれば小さく口を開けてくれるからその隙に舌を入れ阿部ちゃんのと絡ませる。

最近は阿部ちゃんも舌を動かしてくれるから嬉しくて止まらなくなっちゃうんだよね。


阿 「んっっ...ふっ....んんっ.....はっ.....んちゅ.....っ、、」

目 「阿部ちゃん...」

阿 「っわぁ!?めめっんん……んむっ.....はぁ.....んっぁ」

目 「......はぁっ、危ねぇ。」


阿部ちゃんのキス顔や甘い吐息にやられ気づいたらソファに押し倒していた。

まじで危なかった。危うく襲うところだったよ。

阿部ちゃんの体をそっと起こすと、向こうからぎゅっと抱きついてきて、首筋に唇が触れた。


目 「っん、阿部ちゃん?」

阿 「…...あの、ね、準備、した、の...お尻...っ、」

目 「えっ!?な、え、どうゆう事っ!」

阿 「俺調べて、頑張って、準備した、からっ…めめ...」


上目遣いで名前を呼ばれた瞬間に俺の理性は崩壊した。

阿部ちゃんの手を取り寝室へと移動し、緊張でカチコチの阿部ちゃんをそっと抱きしめる。


目 「ほんとにいいの?無理しなくていいんだよ。」

阿 「怖い、けど、めめと繋がりたいのっ!」

目 「もうやだとか言っても止めてあげられないからね?」

阿 「うん...めめ、俺を貰って?」


そこからの記憶は鮮明に覚えている。

俺の手で乱れる阿部ちゃん。俺の口で乱れる阿部ちゃん。
俺のモノで乱れる阿部ちゃん。何度も妄想していた出来事が目の前で見れて幸福感でいっぱいだ。

あの純粋な阿部ちゃんが俺によって...いや〜最高。


目 「阿部ちゃん...改めてお誕生日おめでとう。」

阿 「ありがとっ。」

目 「ねぇ、そろそろ顔見せてよ。」

阿 「だめ...めめの顔みたら思い出しちゃうっ///」


あーーーもう可愛すぎるっ!!

頬に両手を添えて強引に顔を上げてちゅっとキスをする。

恥ずかしそうにしながらも受け入れてくれてまた俺の胸に寄り添ってくる。


目 「なんかさ、俺がプレゼント貰っちゃったね。」

阿 「ううん。めめが隣にいてくれるだけで十分なの。」

目 「またそうやって可愛いこと言う。」

阿 「ありがと、めめ。」


深夜0時を指す音楽が鳴り阿部ちゃんの誕生日は終わった。






次回最終話です💚🖤

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