今日もつまらない日を過ごす、
本当に生きている意味などあるのだろうか、
なんて。
学校を終えてはバイトという毎日だ。
もちろんジョンファンは学校を
長期休みしているため隣にはいない。
今日の天気もまるで私の心のように
曇っている。
バイトの先輩に挨拶だけをして
バイトを始めた。
私が働いているのは少し離れた
隠れ家のような洒落たカフェ。
たまにジョンファンは来てくれるけど。
ジョンファンに会いたいなぁとか思いながら
曇った空を見つめて
人のいないお店を見渡してみる。
『ちょっとだけ買い出し行ってきてもいいかな?』
店長がそう言って
というと、
『今日もいい笑顔ㅎㅎ』
『あなたちゃんの元気さもっと
広まればいいのになㅎㅎ』
じゃあよろしくねㅎㅎ
と言って出て行った
はぁ,,,今日もひとりぼっちだ。
ジョンファナ,,,
そう思っていたら
カランカラン
ってドアが開いた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。